「不幸な生い立ちの女性の愛憎劇」エージェント・スミス よしさんの映画レビュー(感想・評価)
不幸な生い立ちの女性の愛憎劇
FBI捜査官とその情報提供者となった女性の愛憎劇。
実話を元にした映画のようですね。
サスペンス・・・と言うよりは、男と女のドロドロとした情欲を描いた人間ドラマです。
主人公は情報提供者の女性。小さな街に閉じ込められ、暴力を振るう夫、身体を蝕む薬物。そんな主人公にとって、都会の雰囲気をまとった捜査官は、自分を救い出してくれるナイトに見えたのでしょう。
彼に縋りつく女性の心情が良く描かれていて、その主人公を演じたエミリア・クラークの熱演が物語を盛り上げます。
正直、サスペンスとしては観るべきところがなく、途中で鑑賞を止めよう・・・と思う程でしたから、これから御覧になるなら「愛憎劇」として鑑賞することをお勧めします。
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