「叫喚」フォーリング 50年間の想い出 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
叫喚
認知症になった一人暮らしの父親と息子の話。
終末期の親父が暮らすホームを探すべく、息子に連れられ息子の暮らすLAにやって来て巻き起こるストーリー。
飛行機の中で夢をみて、夜中に騒ぎ出す親父から始まり、昔のことと現在の様子をミックスしながら進行して行くけれど…。
昔のことは親父が頭の中でみていることだと思うけど、親父がいない場面が映っているのはなぜでしょう?なんてツッコミは無用ですかね?
しかも主人公である息子はゲイだしパートナーや養子の娘は人種が違うし、何だこれ?と思う程のダイバーシティ家族。
そして認知症云々関係なく、元々の親父が下品で罵詈雑言の嵐なクソ野郎過ぎて心が持って行かれないんだけど、何でこんな設定にしたんだ?
喚く親父にたいしても献身的な息子をみせて感動させたいのでしょうかね?
やいのやいのうるさく面倒臭いし、息子も爆発しちゃうしで、怒鳴りまくりの不快さが勝ってしまった。
コメントする
Bacchusさんのコメント
2023年2月15日
Marikoさん
コメントありがとうございます。
認知症がテーマの作品だと「ファーザー」がとても良かったので、比較する訳では無いですが、何だか賞欲しさに色々詰め込んだのかなとか穿った見方をしてしまいました。