「すごくよかった」ライド・ライク・ア・ガール 古泉智浩さんの映画レビュー(感想・評価)
すごくよかった
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ここ10年以上競馬はやっていないのだけど、以前熱中していた時の事を思い出して、メルボルンカップで優勝した瞬間は思わずパチンと手を叩いてしまい、映画館でお客は二人だけだったのだけど申し訳なかった。ダウン症の弟が調教師として立派にやっていて、常人にはないシックスセンス的な馬と会話する能力があるかのようだった。
お父さんの「おチビさんが一度心を決めたら誰も変えることができない」というセリフが重い。また馬のオーナーたちが騎手を選ぶ場面に乗り込んで罵声を浴びせ、調教師に「勝つためにはあの勢いが必要だ」と言わせる場面が面白い。
感動して涙が何度か出たのだけど、家族の死などをエモーショナルに描いてズルい。減量は当日の計量だけでなく、騎乗後も計量があるから大変だ。
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