「スケールと展開のバランス」キングダム2 遥かなる大地へ ヒックス伍長さんの映画レビュー(感想・評価)
スケールと展開のバランス
原作コミックは未読。
アニメ版の途中までと、前作は鑑賞。
前作では坂口拓の悪役を筆頭にいわゆるヴィラン的なキャラクターのバリエーションが多彩だったため、割とファンタジー感の印象が強かったが、本作では戦場を主体としたストーリー展開のため、より戦乱の世界観を堪能出来る。
こと日本映画、特に実写映画においてはビッグバジェット作品が減少傾向にある中で、この手のマンガ原作の実写化はなかなか貴重だと思う。
ただ、原作が完結していない状態での実写映画は、果たして物語の結末にどう折り合いを付けるのかが気になるところである。
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