「中国製作にまかせたら」キングダム2 遥かなる大地へ イケチュウさんの映画レビュー(感想・評価)
中国製作にまかせたら
こんなに刺激的な映像を見せられてるのに退屈なのは、なんでだろう?
キングダム1の冒頭。奴隷なのにお肌ツルツルの子役、日本の事務所から連れてきましたー!と言わんばかり。働いた事がなさそうな奴隷少年(主人公)がスクリーンに映った瞬間、この監督のセンスと演出力の無さに嫌な予感を覚えたが、その予感は的中した。これは芸能界オールスター劇でリアリティは目指してないのだ。勝ち戦のつまらぬ型にしたがって、戦闘攻防の工夫が何一つない。この世界(漫画原作)では熱さで戦争に簡単に勝てるようだ。あの大ロング(全景)の大軍はどこいったの?
スケール感やアクションはなかなかいいのに演出が酷い。パート2どうしてこうなるの?敵方がバカ過ぎで、その敵将軍たちが大真面目に芝居するので可笑しく笑えてくる。そんな敵方のキャスティング に「Kappeiカッペイ」の人がいて、その延長に見えて笑いが込み上げる。いっそのこと「新解釈 ・三国志」のようにもっと笑わせてほしい。突然のトーンタンタンも笑えた。
このシリーズ、本国中国製作でやり直した方が良いかも。
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