「トーン、タンタン。清野菜名さんしか頭に残らない(苦笑)。」キングダム2 遥かなる大地へ ベーコンえっぐさんの映画レビュー(感想・評価)
トーン、タンタン。清野菜名さんしか頭に残らない(苦笑)。
途中で始まり途中で終わるという「Ⅰ」と「Ⅲ」のいわば「中継作品」であり、大きな戦いひとつだけ描いているので、戦闘場面ばかりが続き、やや単調で前作に比べると映画的な出来としてはスケールダウンしている気がします。
その分、今回の作品の主役は何と言っても清野菜名さん演じる羌カイではないでしょうか。にぎやか?な戦闘場面は忘れても、彼女の姿だけは脳裏に焼き付いています。
漫画は未読ですが、運命に翻弄され悲しい過去に囚われて戦う姿は、彼女が小さく頼りない姿だからこそ映える気がします。
メチャクチャ強いが、やはり体力に課題があるのか、長時間の戦闘では息が切れて苦しそうな姿も、彼女が殺人兵器ではなく人間なのだという証のような気がします。アチラの歴史にも疎く、誰が悪いのかもさっぱりわかりませんが、何だか彼女を応援したくなります(苦笑)。
もともと戦国時代ものは苦手なジャンルで、あまり食指が向かないのですが、清野菜名さん演じる羌カイが出るなら、次回も見ようかな。なんて思ってしまいました。トーン、タンタン。
コメントする