劇場公開日 2022年7月15日

「邦画痛快エンターテイメントの集大成」キングダム2 遥かなる大地へ 野球十兵衛さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0邦画痛快エンターテイメントの集大成

2022年7月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

萌える

これまたすんごいのを観ちゃったなぁ。
やっぱり佐藤信介監督作品にハズレはないや。
(他には『GANTZ』二部作と『いぬやしき』しか観ていないんだけれどね…)
今作はね、かなり親切なの。
冒頭で前作のあらすじを丁寧かつ分かりやすく説明してくれるです。
そして、のっけから信の出番ですよ。
信のキャラにドンピシャとハマる山崎賢人さんの熱演がナイスショットナイスインでした。女房のやつもご機嫌でしたよ。↑わかるやつだけわかればええ。
ワイヤー使いまくってるのが丸わかりなんだけれど、それを差し引いても、大迫力アクションシーンの連続なの。
CGもかなり使いまくってるようだけれど、それをあまり意識せずに、すんなりとスクリーンに引き込まれたです。
全てはあのアクションシーン数々のため。
予告編でイヤというほど見た、信の“空中ランニング”がほんっと痛快なの。
今作の第二の主人公・羌瘣(キングダムは字を探すのに結構苦労しました・笑)がメインに置かれた作品なので、代わりに我らが貂ちゃん(この字も…・笑)の出番がほとんどなかったのは寂しかったかなぁ。
環奈さん、かわいいもの♡
でもね、羌瘣の殺陣は本当に美しかったの。だから、もう少し「とーん…とーん…」の暗殺剣の見せ場があってもよかったかなぁ。
「呼吸が…」とか言ってちゃ」ダメ!
今作は、待ちに待った信が合戦の舞台(死地)に立つ物語だったの。
私的に推しだったのは、伍長・澤圭を演ずる濱津隆之さんのしょぼくれきった風貌(笑)
「濡れた犬」とも形容される、しょぼくれ濱津さん、大好きだわぁ。
あとね、絶妙な特殊メイク?だったのが尾平の出っ歯!
出しゃばりすぎず、かといって奥ゆかしすぎず、本当にいい塩梅の出っ歯メイクなの(笑)
お話的に真骨頂の「信の成り上がり」サクセスストーリーは次のⅢまで持ち越しなんですね。(おっと、ネタバレネタバレ…笑)
で、ラストの呂不韋のエピソード必要?
と思ったのですが、エンドロール最後のサプライズで、次作は(おっと危ない!ネタバレネタバレ)彼の暗躍が絡んでくるお話かな?と思って。
あとね、笑っちゃったのは、エンドクレジットに「動物に危害は加えていません」なの。
馬さんのこと?だよね、CGだよね(笑)
エンディングテーマソングも、邦画のこの手の作品にしては珍しく、お話の締めを務めるデザートに相応しい曲だったです。
さぁ!2023年の次作も劇場で観よう!(おっと危ない危ないネタバレネタバr…もういいですよね!既定路線ですよね!笑)

野球十兵衛、
野球十兵衛、さんのコメント
2022年7月25日

印刷局員さん、コメントありがとうございます、
実はメモをとりながら映画を観ていたもので、とーんとーんのシーンのワイヤーは見逃していました(笑)
次回に観る機会がございましたら、要チェックしてみますね。

野球十兵衛、
印刷局員さんのコメント
2022年7月18日

とーんとーんのワイヤーが光って見えてしまったのは、ご愛嬌!

印刷局員