「キャストの熱量が伝わる歴史スペクタクル」キングダム2 遥かなる大地へ シネマディクトさんの映画レビュー(感想・評価)
キャストの熱量が伝わる歴史スペクタクル
前作から続いて、スケール感がすごい歴史スペクタクルで、日本映画でここまでできるのかと感動しました。大平原での大軍どうしの激突や敵の本陣まで丘を騎馬で爆走するシーンなど、思わず胸が踊るスペクタクルシーンの演出がすばらしく、佐藤信介監督の感覚はハリウッド作品と比べても遜色ありません。さらに登場人物の一人一人のキャラや背景がしっかり描かれているので、彼らの熱量がこちらにもビンビン伝わってきて、思わず胸アツでジーンときます。役者では山﨑賢人が意外とハマり役で、アクションのキレがいい清野菜名と共に作品を牽引しています。脇を固める方々も皆さん、どハマり役ですが、あえて言うなら縛虎申役の渋川清彦が光っていました。
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