劇場公開日 2021年5月21日

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いのちの停車場のレビュー・感想・評価

全157件中、21~40件目を表示

2.0命を売りにしてはいけない

2022年4月20日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 最初の10分、小百合様の変わらない美しさにドキドキする。が、話が進むにつれて違和感を感じることが多かった。

1.不治の病の患者のショートストーリーをたたみかけてくるだけの脚本。
2.妙に靄のかかった映像
3.これでもかと盛り上げようとするBGMの多用
4.結局、オチがわからない

田中泯さんや松坂桃李さんの芝居はいいなあ、ということで
お茶を濁すわけにはいかない。

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オホホ本舗

4.0コロナ禍の最中に団塊世代が終活について考える映画であると思いました いや良く考えてみると本作は全ての年代の方にそれについて考えてほしいという映画であったのです

2022年4月9日
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鑑賞方法:DVD/BD

停車場とは、劇中になんどもに登場する路線バスの停留所のようです
この停留所は残念ながら金沢ではないところで撮影されたようです

吉永小百合77歳
田中泯77歳
西田敏行74歳
泉谷しげる73歳
みなみらんぼう77歳
皆さん失礼ながら終活の年齢です

コロナ禍の最中に団塊世代が終活について考える映画であると思いました
いや良く考えてみると本作は全ての年代の方にそれについて考えてほしいという映画であったのです

柳葉敏郎は少し若くて61歳
それでも終活をそろそろ意識を始める年齢です

石田ゆり子は52歳
終活なんてまだまだですが、周囲で突然倒れる人が出始める年齢です
自分ももしかしたらもしかするかもと考える年代なのです

小池栄子41歳、伊勢谷友介45歳
なんで自分が・・・と思い、足掻く気持ちが止まらないでしょう

松坂桃李は33歳
広瀬すずは23歳
この二人は人のいのちの灯が如何にはかないものか数多く目撃します

萌ちゃん役の佐々木みゆは10歳
この娘の未来は始まる前に終わってしまうのです

このようにすべての年代に対して、いのちの終わりについて考えるきっかけになるように、配役されて撮られていたのだと改めて思い至りました

誰もが停車場で降りる時がきます
ずっとバスに乗っていることは出来ないのです
次停まります
でも自分でボタンはおせません
ここで降りるんだと運命が決めるだけなのです

自分にも降りる停車場があるはずです
もしかして次の停車場かもしれないし、ずっと先の停車場かも知れません

その間、どう生きるのか?

ウトウトと居眠り?
車外の風景を見る?
手元の本をよみふける?
仕事のことをあれこれ考える?

きっともう着いたのかと突然のことなのでしょう

もしかしたら、もう早く降りたいのに降りられずにいることになるのかも知れません
そうならないことを切に願うばかりです

蛇足

金沢とは昔から縁があって、何度も訪問しています

本作で撮影されたように絵になる美しい光景ばかりの街です
京都より日本情緒を味わえる街だと思います

犀川沿いのW坂と桜坂
浅野川沿いの、梅の橋、浅野川大橋、主計町茶屋街、暗がり坂

劇中で白石咲和子が父と治部煮を食したのは、浅野川にかかる梅の橋のたもとの「八郎すし」だそうです

和風ポタージュというような、治部煮をまた食べてみたくなりました

大昔に、主計町のあるお茶屋さんに昼時にはいって、加賀のお殿様の野点のお弁当を模したという引き出し式の三段の重箱に入った美しい加賀料理の数々に、この治部煮がついているものを頂いたことを思い出しました

甘い醤油味の汁で煮こまれた具材にわさびの辛さがアクセントになって、とろみに包まれたやわらかな鴨肉や野菜が楽しめる料理です

昔は遠くて飛行機で行く北国だったのに、北陸新幹線が出来て腰が抜けるほど早く金沢に着くのです
コロナ禍はまだ収まってはいないようですが、そろそろまた訪問したい街です

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あき240

3.0共に寄り添い

2022年4月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

最新の知識、技術、高度な医療機器を用いた治療だけが医療ではない。
寄り添い手を取り美しい朝焼けを共に迎える。これこそ医療の原点。

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上みちる

4.5生・病・老・死であふれるこの世界で行われている「選別」と今生きている私たちの選択

2022年3月28日
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鑑賞方法:DVD/BD
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スモーキー石井

4.5広瀬すずと松坂桃李

2022年3月21日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

助演の二人の素晴らしい好演ぶりがとても印象的でした。
優しさと思いやりの温かい物語で泪無しには観られませんでした。
すっかり大人の広瀬すずはとても魅力的でした。
凄く良かったです。

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tuna

3.5私ごときが吉永小百合の演技にケチをつけるなど100年早いのかもしれ...

2022年3月19日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

私ごときが吉永小百合の演技にケチをつけるなど100年早いのかもしれないが、あえて書く。
全く医師らしくないのである。
「一所懸命に医師役を演じようとしている」という雰囲気が伝わってきてしまう。
特に冒頭のシーンでは東京の大病院の救急センターの現場責任者という立場で、次々に運ばれてくる患者を処置しなければならなかったのだが、緊迫感がない。
早い段階で地方の小さな診療所に移ったのは正解だった。
松坂桃李はよかった。
死に際の患者の前で息子のふりをする演技は真に迫っていた。

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省二

3.0つらいシーンの連続。

2022年3月15日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

奇を衒わないオーソドックスな日本映画。
吉永小百合さんをリスペクトする人が、
スタッフやキャストの中に
たくさんいるんじゃないでしょうか。
ゆっくりとっしたテンポ、静かな音楽…
吉永さんを活かすための演出で溢れている
というように感じました。

吉永さんは、内科医の役。何人かの患者が順番に
登場し、医者とのドラマを描いていくというような展開。
それはいいんですが、重病・重症の患者が多くて、
見てるとつらすぎです。何度も、泣かそう、感動させようと
してるのかもしれないけど、「お涙ちょうだい」が
透けて見えて、かえって心に刺さりませんでした。

吉永さんが院長に抱きついたり、涙するシーンが出てきますが、
そんな医師はいないんじゃないかな。患者の死に対して、いちいち
泣いていちゃ、医師という仕事は務まらないように思います。

吉永さんは、さすがの演技、共演者も良かったけど、
私には、この作品は合いませんでした。
好きなひとは好きなんでしょうけどね。

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tochi06

2.5金沢に帰る

2022年3月14日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

主人公(吉永小百合)は医師、ある事件で退職、故郷の金沢に帰り、在宅医療を始める。
登場する人たちが末期患者ばかりで、見ていても辛い。
おまけにラストのテーマには答えがない。

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いやよセブン

4.0命と向き合い、命に寄り添う医師達

2022年3月4日
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鑑賞方法:映画館

本作は吉永小百合主演作であり、末期患者の在宅医療という極めて今日的な問題に真正面から迫ったヒューマンドラマである。真摯に命と向き合い、優しく命に寄り添う医師達の姿は感動的である。コロナ禍の今、奮闘している医療従事者の方々の姿と重なり、非常にリアルに感じられた。

本作の主人公は、大学病院の救急救命医・白石咲和子(吉永小百合)。彼女はある事件で退職し、父・達郎(田中泯)が暮らす金沢の実家に戻り、まほろば診療所に再就職し在宅医療に携わることになる。当初は、救急救命との違いに困惑していたが、次第に在宅医療の大切さを知り、院長・仙川徹(西田敏行)、看護師・星野麻世(広瀬すず)、大学病院を辞め主人公についてきた野呂聖二(松坂桃李)らとともに、末期患者の在宅医療に懸命に取り組んでいく・・・。

吉永小百合も76歳であり、冒頭シーンでは年齢を感じさせる所作もあったが、さすがに肝心な場面では、毅然とした台詞、凛とした佇まいが際立っていた。作品を上手に牽引していた。やはり彼女には映画が似合う。映画スターという名前が相応しい。

際立ってはいるが、吉永小百合のワンマンショーになっていないのは、脇を固める俳優陣がそれぞれの演技力で存在感を示しているからである。父親役の田中泯の鬼気迫る演技。末期患者役の石田まり子の苦悩を内に秘めながら淡々と語る演技。特に、松坂桃李、広瀬すずは、気負いがなく、自然体の、のびのびとした演技で、吉永小百合やベテラン俳優達とは違うストレートで若々しい感性で未来と希望を作品に与えている。

物語は、様々な末期患者のエピソードを描いていく。安楽死問題にも迫っていく。どのエピソードも悲しく切ないが、観終わって暗い気持にはならない。熱いものが込み上げてくる。

どのエピソードでも、主人公達は、真摯に命と向き合い、優しく命に寄り添っているからである。主人公達が命を愛おしんでいることが画面から切々と伝わってくるからである。

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みかずき

1.5内容は現代日本の抱える私生活の辛さがしっかり出ているが

2022年1月4日
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吉永小百合さんは、
素晴らし女優さんなのは、わかっているが
ミスキャスト特にお父さんと実年齢は同じ年齢!
さすがに見てると辛い……
内容もテンポもとても良いとおもう!

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優介

3.02022 3本目(BD/DVD 2)

2022年1月3日
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鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

面白い/つまらないというより、命に対して考えさせられる映画。自分の父母がこの映画のようになったら?
10~30代前半では敬遠していた映画も40代近くなってきた今では観れてしまっていた。

しかし吉永さんはいつまでも若いですね

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しゅん13

2.0うーん。なんだかずっともったいない。

2021年12月12日
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キャストは超一流なのはいいんだけど、ずっと吉永小百合が合わないと感じた。吉永小百合は素晴らしいんだけど、この話は吉永小百合じゃないんだなぁ。
なのにほぼ出ずっぱりなので、感情移入できずに終わった。
ストーリーはなんだかどこかで聞いたような話を詰め込んでいるだけ。在宅医療なので、逆にそこはリアルなのかもしれないけれど、もう一山、二山あった方が良かったのかなと思った。
1番嫌いなのは映像。
よく、くだらない恋愛ドマラで出てくるような妙にコントラストが低くてハイライト強い映像。見ていて疲れる。そこも内容が入ってこないな…
ラストはどうなん、、、個人的には全く理解できない。

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ちゃーるすとん

2.0いのちと向き合っても、吉永ファンタジー

2021年11月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

単純

寝られる

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近大

3.0吉永小百合ありきで作られた映画

2021年9月16日
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鑑賞方法:映画館

吉永小百合ありきで作られた映画だとは思うんやけど…
吉永小百合では役柄と年齢が合わず、中盤あたりまで違和感が消えなかった。

そもそもお父さん役の田中泯と吉永小百合は同い年の76歳。
いくら吉永小百合が若く見えるとはいえ、同い年で親子役はハードルが高い。

気になって、原作の医師・白石咲和子の年齢を調べると62歳。
60代女優だと黒木瞳、大竹しのぶ、戸田恵子、名取裕子あたり。
そこらへんの配役だとやっぱりしっくりする。

ただ、後半シリアスな展開になっていくと、さすがの吉永小百合。
感動の映画になりました。

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キブン

3.5命のしまい方

2021年8月18日
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鑑賞方法:映画館

新型コロナウイルス感染爆発して、新規感染者だけでなく、重症者や死亡者の数が日増しに多くなっているこの頃、危機的状況にあるからこそ「生きる意味」を問われているような気がする。
作家としても活躍する現役医師・南杏子さんの同名小説を成島出監督が映画化し、吉永小百合さんが自身初となる医師役に挑んだ社会派ヒューマンドラマでは、「在宅医療」を題材に患者やその家族との向き合い方を中心に人間ドラマが展開する。
在宅医療というと終末期医療と捉われがちだが、コロナ感染爆発に伴う病床逼迫で陽性者の多くが自宅療養を強いられたことからも分かるように、単に「通院&入院困難」な状態を指す場合もある。
ただ本作で描かれた在宅医療を受ける患者たちは、ガンならステージ4等の重篤な病を抱えていて、自宅で家族に見守られながら逝くことを望んでいる。
吉永小百合さん演じる白石咲和子は大学病院の救急医だったが、或る出来事が切っ掛けで辞めて実家がある金沢に戻り、そこにある西田敏行さん演じる仙川院長の「まほろば診療所」という在宅医療専門のところに勤めることになる。
咲和子は救急医療とは勝手の違う在宅医療に戸惑いながらも、広瀬すずさん演じる看護師・星野麻世のアドバイスやアシストを受け、そして咲和子を慕って来た松坂桃李さん演じる野呂聖二の協力を得て、少しずつ患者やその家族と向き合っていく。
その患者や家族との触れ合いのドラマから浮かび上がるのは、「命のしまい方」ということ。
それは「死」と向き合うことで、生きることを考えるということ。
咲和子も田中泯さん演じる実父・白石達郎の骨折を切っ掛けとしたドミノ式の重症化により、自らも向き合わざるを得なくなっていく。
描かれたドラマを観ていると家族との絆の大切さ、どう生き、どう人生を閉じるかを問われているような気がします。

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玉川上水の亀

3.0在宅医療の難しさと命の重さ

2021年7月23日
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テーマは非常に重く、それを分かりやすく描けていた。救命救急の場面では、わたしがドラマを見すぎたせいなのか?スビード感に乏しく、必死さを感じなかった。なので在宅医療との対比である、スピードと深さの部分がいまいちだったのが残念。それでも松坂さんや広瀬さんの演技は素晴らしく必見。その他豪華出演者有りで有意義な時間だった。

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ダルメシアン07

4.0もやもやしたけど…

2021年7月18日
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えがたろう

1.0浅く詰め込んだ作品

2021年7月16日
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物語が伝わらなかったので、原作を読みました。原作は十分感動できる作品でした。
原作の全てのはなしを入れようとした結果、薄く浅く切り取ったと思われ、背景が見えない物語になっています。俳優陣の豪華さばかり目について残念な作品です。
原作がある映画は、原作ほど背景を表現するのは難しいと思いますが、だったらこの手の物語が複数ある原作なら、物語を抜粋して深く描いて欲しかったです。

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Raven

2.0テーマがとっ散らかってる

2021年7月13日
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POZMA

3.0途中までは良かった

2021年7月10日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

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miyu