「淡々と死が続くリアル」いのちの停車場 モアイさんの映画レビュー(感想・評価)
淡々と死が続くリアル
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エピソードが多すぎるという評価もあるけど、1つ2つに絞って描くことに意味はないと感じた。さまざまな形の「生と死」が次々やってきて、あっという間に通り過ぎていく。多分それが現場のリアルなんだろうなと。母の臨終に際し、寄り添いつつも淡々と死期を告げた医師をふと思い出した。
吉永小百合は、良くも悪くも吉永小百合。年齢設定に無理があったかな。田中泯の演技は秀逸。オチが読めてしまったのは残念で、緊迫感を出すためだろうか、手回しを多用していて手ブレで多少酔った。
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