「原作ありきのアニメなので」劇場版 Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ Licht 名前の無い少女 あさんの映画レビュー(感想・評価)
原作ありきのアニメなので
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前作のプリズマ☆シロウとは打って変わって、戦闘シーンばかりです。ただ原作がそもそも戦闘シーンがメインで描かれているため、そこは承知の上です。無印やZweiのようなプリヤを期待していた人にとっては少し退屈なのかもしれません。戦闘シーン自体はアニメならではの臨場感があって良かったです。(強いて言うなら一部新規BGMがあまり好みじゃなかったです。雪下が鳥肌モノだったので期待値が高かったのもありますが。さらに欲を言えば栗林さんの挿入歌欲しかったなぁ)
個人的には、次の部分に特に焦点を当てて鑑賞しました。
・原作がまだ終わってないため、どこまで描かれるか、はたまたオリジナル展開になるのか。
→前者なら中途半端な終わり方にならないか、短い時間の中で簡潔にまとめられているか(原作未読だと無理筋な展開に感じないか)
→後者なら原作ファンの納得のいく展開になっているか
結論を言うと大筋は原作通りで、原作のキーとなるシーンがしっかり盛り込まれており、原作未読の人にとっても筋が通っているように感じました。肝心の結末ですが、イリヤがジュリアンに打ち勝ち、いよいよダリウスとの最終決戦と言うところでTo be Continued...の字幕と共に終えています。終わり方に関しては賛否はあると思いますが、個人的には無難な終わり方かなと思います。ただ、最後の最後で原作と微妙に異なっており、続編がどうなるか…気になります。
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