ジオラマボーイ・パノラマガールのレビュー・感想・評価
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観たら世界に酔いたくなる、高校生たちの不純で容赦ない衝動に心が躍る
瀬田なつき監督は、錯覚をくれる監督だと思っている。その主人公なんてなれるはずないのに、無敵のパワーをくれるような気がするのだ。
渋谷ハルコは、いたって普通の高校生。背伸びなんてできる、器用なタイプではない。そんな彼女が恋をする。アブノーマルで、つかみどころのない男に。神奈川ケンイチ。渋谷と神奈川、なんだか遠いけれど近いような距離。互いの交錯する想いは、制御されることなく、暴走している。はみ出そう大人になろうと試行錯誤しては、なれないことを悟るふたり。変わりゆく都会を走り回る姿に、心を踊らせる。ふたりはまだ、道の途中。ひとつだけ成長する。まだ、なれない大人になるために。
高校生の衝動と、大人の分かりきった態度。変わりゆく街並みとともに光輝くふたり。渋谷のネオンが、私の心を躍らせる。そんなところにふたりが今もいる気がしている。
森田望智がエロい
男子高校生がテストの最中突然学校退めると言い出し、昼間からスケボーでフラフラしてて、女子大生に声かけ喫茶店で彼氏に殴られ、別の高校の女子生徒に雑誌とお菓子を貰い、好意を持たれ、再会したその援交女子大生とセックス(童貞だったのかな)し、その女子大生はグアテマラへ行き、高校中退男はホテルのベッドメーキングのバイトし、女子高生は飲酒・・なんともまとまりのない作品。
女子高生(山田杏奈)はなんであんな高校も行かず下手なスケボー練習してるパッとしない男(鈴木仁)を好きになるのか?
17歳の誕生日に菊正宗?それも一升瓶?山田杏奈は未成年だから飲んでるのは酒じゃないとは思うけど・・・違和感だらけ。
良かったのはカエデ役の滝澤エリカと女子大生マユミ役の森田望智かな。
特に森田望智はスタイル抜群でエロくてすごく良かった。
ま、こんな青春もあるんだろうけどイマイチかな。
【ラブリー】
僕の親友にいる。
ケンイチのように、身長がスラっと高くて、痩せてて、メガネをかけてて、ちょっと頑固だけど、正義感を強くて、正論を話し、でも、物事を決めるのに時間がかかるグズなところもあって、トイレが近いのに、女性にモテるやつが。
それで、付き合う女性には必ずと言って良いほど、他の女の子の前では、メガネを取っちゃダメだとか、コンタクトにしないでねとか、頼まれるやつが。
特に、年上の女性にモテて、いつも振り回されていた。
でも、この経験が、年下と付き合う時に役に立っているのだ。
さて、作品について。
岡崎京子さんの原作が、1989年。
作中で使われる小沢健二さんの「ラブリー」が1994年。
この作品、映画で観ると、このラブリーの歌詞にひどく重なる気がしてくる。
小沢健二さんが、岡崎京子さんのファンであることは良く知られたことだと思うが、もしかしたら、この原作漫画からインスパイアされて、このラブリーという曲が出来たのだろうかと思うくらいだ。
うん。
なんか、そんな気がしてきた。
♬君と僕とは恋に落ちなくちゃ
♪夜が深く長い時を超え
♩ラブリー、ラブリーウェイ、息を切らす
♫それで、ライフ・イズ・カミンバック 僕らを待つ
♬オー・ベイビー・ラブリー・ラブリー こんな素敵なデイズ
♫いつか誰かと完全な恋に落ちる
この歌詞では、
暖かな手が触れたり、
スリルがあったり、
君じゃないとダメだと思ったり、
やっぱり映画にひどく重なるのだ。
でも、歌詞にあるように、最初から「完全な恋」なんてない。
最初はパッチワークで縫い繕ったような不完全なものなのだ。
だから、
パン屋を襲撃して、
納屋を焼いて、
羊をめぐる冒険もしてみて、
僕達の、世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランドにたどり着くのだ😀
そして、本当に、いつか誰かと完全な恋に落ちるのさ。
今時こんな話する?的な。
すれ違う青春。で終わったら良かったのに、いっその事。どうも昭和末期くさいストーリー。青春の門、的なケンイチ君。よく分からないハルコ。彼女が家とは逆方向の電車に乗らなければならない理由も分からないし。
のめり込みそうで、のめり込めない、中途半端な気分で退散します。
残念ながら自分には合わなかった感じ。
原作漫画も見てないし前情報も無し。
本作の世界観も解らないまま観賞したのが失敗だったかも。
ストーリーも胸キュン系だと思ってたけどちょっと違った感じ。
高校生の日常生活を面白く表現していた感じで、訳の解らないまま何となく終わってしまった印象。
終始漫画で見るような景色やセリフで漫画を見た人なら引き込まれて度は高いかもしれません。
初対面なのにいきなりフレンドリーになる場面が多く、今の学生はこんな感じなのか?気になるところ。
東京の夜景や工事現場の映像は美しいんだけど、その映像が多めなのが逆に印象を悪くしていた感じも残念。
漫画を無理に実写にした感じで、その拘りを無くした方が楽しめたかもしれません。
そんな中でも山田杏奈さん。
化粧した時の雰囲気はかなり良かったと思いました( ´∀`)
#93 恋はいつもひとりよがり
一度見ただけで勝手に恋しちゃうハルコちやん。
売春してる女に夢中になっちゃうケンイチ君。
ケンイチ君に恋するハルコちゃんに嫉妬するカエデちゃん。
みんな独りよがり。
グアテマラが意味するものは何?
ボランティアする良い人と言いたかったのか。
変わった人と言いたかったのか。
ビルは伸ビルよどこまでも
予告を見て、「こりゃ自分の好きな作品に違いない」と思ったので鑑賞。B級映画(?)なので、ハードルは下げて。
はい、予想通りでした。私が好きな作品でした。
特段、面白い!とか、泣ける!とかじゃないんだけど、鑑賞後は幸せな気分になれました。
平凡な日々を過ごす高校生のハルコ(山田杏奈)は、とある日お遣いの帰りにすれ違ったケンイチ(鈴木仁)が突然倒れ、恋に落ちてしまう。
とにかく、山田杏奈がめっちゃ可愛い。
完全に私のタイプでした。そのせいで、評価甘くなっちゃったかも...笑
重たい涙、不慣れな怒り、初めての驚き、自然な演技でとても見やすい。これから、山田杏奈出演映画制覇の旅が始まっちゃいますね、こりゃ。(まだ19歳だから数は少ないけどね...)
水上のフライトでも出演していた大塚寧々が今回もまたお母さん役。安定感半端ないです
成海璃子のお姉ちゃん役もいい感じにハマっていて、ハルコのお友達も映画の雰囲気に合ってましたね。
この映画は、「愛がなんだ」高校生バージョンみたいな?そんな感じがした。特にどんでん返しとか想像もつかなかった展開とかは無いのだが、勝手に恋に溺れる彼女があいがなんだと似ていた。凄く好きです
欠点としては映画じゃなくてもいいかなと。
夜中に放送されるミニドラマの方がいいかも。
映画として成立させるには、華やかな音楽や映像、主人公が持つ世界観、2人以外の別の要素、などが必要になるかなと。あと、セクシーシーンは要りません。
B級にしてはいい映画だね。面白かったです
ビルは伸びるよどこまでもはなんかの歌詞ですか?YouTubeに上げてくださいお願いします。
人はいつでもその恋は初体験!
人はいつでもその恋は初体験!どんなにたくさんの恋愛をしても、新しい恋人とはその恋愛は初体験!今までの恋愛体験は役に立たない。恋に経験は関係ない。人はいつでも初めての恋愛をしている。よいところも悪いところも認めてあげられる男にもっとなりたいと思った。
好きから愛へ。好きと愛しているは違う。愛しているとは相手をまるごと認める事。好きから愛へ移行する恋愛をするぞ!
酒乱の気
高校2年生女子と高校3年生男子のたぶん初めての恋愛物語。
テスト中突然立ち上がり学校をやめると言い出して、本当にやめてしまったケンイチ。
特に考えがある訳でもなく、やることがなく初めてのナンパ、更にはやられたらやり返すとなかなか根性みせたじゃない。
一方、彼氏欲しいなーなハルコがコンビニの帰り道歩いていると、すれ違ったケンイチが突然倒れ、大丈夫ですか~?な流れから、気になって行くという展開。
すれ違いまでも行かない一方通行なストーリーで、主人公達の心情的には恋愛物語というよりも、恋愛に憧れる中学生の自己完結物語という感じ。
超初々しくてむず痒いところもあるけれど、パーティーやホテルなんて妙に生々しい流れもあって、爽やかさがあまり感じられず、それでいてドロドロした感じでもなく。
そして、未来への不安てどこですか?
まあ、そもそもが単純な恋愛映画が個人的にあまり好みじゃなかったからかもしれないけれど、何だか中途半端に感じてハマらなかった。
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