「アクションがすばらしい!」ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
アクションがすばらしい!
前作公開から3年たった「ヴェノム」第2弾。エディとのコンビで今回はどんなアクションを見せてくれるのかと、期待して鑑賞してきました。本当はIMAXで観たかったのですが、時間が合わずに今回は断念。通常スクリーンでしたが、それでも十分楽しめました。
今回の敵は、ヴェノム自身から生まれた、分身のような存在であるカーネイジ。やはりヴェノムの敵は人間では務まらないので、当然こうなるよねといった感じです。そして、シンビオート同士が戦う激しいアクションはやはり見ものです。そこに差し込まれる、エディとヴェノムのやりとりももちろん楽しいです。でも、どちらかというと前作の方が楽しかったかなという印象です。
前作のラストで、囚人のクレタスに会ったことから始まる本作。彼と関わる女性も物語の鍵を握っています。この二人をもう少し掘り下げてくれれば、物語に深みが増したような気がします。今回は、仕事帰りの鑑賞が仇となり、疲れから睡魔に襲われ、瞬間寝落ちすることしばしば。そのため、世界観に浸れなかった気がします。ただ、寝落ちしたのは疲れのせいばかりでもなく、物語にイマイチ魅力がなかったせいもあるように思います。また、カーネイジとは「大虐殺」を意味するらしいですが、そこまでのインパクトも感じませんでした。
それにしても、こんなふうに新たなシンビオートが誕生するのか、この調子だと大量生産も可能だななどと、あれこれ考えてしまいました。まだまだわからないことが多い未知の生命体シンビオート。今後も楽しい展開を見せてくれそうです。エンドロール後には、マーベルおなじみのおまけ映像があり、次作への橋渡しとなっていました。いよいよ彼とのバトルとなるのでしょうか!これは期待が高まります!