「社会はドラマ」護られなかった者たちへ かーなさんの映画レビュー(感想・評価)
社会はドラマ
豪華な俳優陣の共演で重厚なドラマに仕上がっている。
殺人が無ければドラマとしてもっとリアリティが出ていた。まあ、無かったら映画にならないのか。。
何故このタイミングだったのか。
何年経っても殺意を昇華できなかったのか。
佐藤健が愛想なさすぎる。
今見ても311の話は心が痛む。
ラスト、私だったら、あのセリフは言えないかな。悲しみが深まりそう。その瞬間、親が一緒にいてあげられたら絶対に護ろうとするのに。
自転車に乗る2人の笑顔はこの映画の中で数少ない場面。但し、それが続かないことを予感させる。
カンちゃんは、その後養子(里親?)に迎えられ、立派に就職もし、不幸な人を1人でも減らせるように頑張ってある。引き取られてから大事に育てられたと思うけれど、仲が良さそうな描写は無し。育ての親は切ないな。
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