劇場版 きのう何食べた?のレビュー・感想・評価
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映画館で見るべし
内野さんは佐藤健君との、とんびから推しになりましたが素晴らしい、西島さんは文句なく好き。前半は内野さん心の声にやられまして、後半は西島さんの心の声にやられました。二人を応援しながら周りの家族らの意見にも同感しましたが、最終的に見た方が良い。ほっこりするし、精神的に肩に力入れず癒しの映画だと思った。磯村君は可愛し、是非ともテレビでも見たいからやって下さい
優しい日常
派手な事件もなく、ただただ日常が過ぎていく
同世代の私としては、あるあるな話でもありました。
普通の毎日を過ごすことの大切さや、感謝のキモチを思い出させてくれました。
あと、二人の姿がすごく自然で、よかった。
ラストシーンでは思わずニマニマしてしまいました。
ステキな映画をありがとうございました。
せつなくて
早朝のTOHOシネマは大混雑。何食べファンの観客が満員で凄い熱気。上映中はところどころ爆笑が起こって、みんなでこの瞬間を楽しむという映画の醍醐味を味わう事ができた。私は特に西島さん演じる史朗に心打たれる場面が多かった。一見ハイスペックなのだがゲイには全くモテず、両親も本心では自分の恋人を受け入れてくれていない、ゲイにはモテないけどゲイだとバレるのも嫌で、そんな自分の弱さにも嫌気がさしている史朗。今回の映画でも恋人への想いと両親との間で板挟みになり苦悩している。
西島さん演じる史朗にはそうした人生における葛藤が滲み出ていてどこか影を感じさせる。
だからこそそんな史朗が恋人に対して想いを切々と吐露する場面がよりせつなくて泣けるポイントになっている。史朗が抱えてきた苦しみは対象は違えど人間誰しもがどこか持ち得るものでだからこそ共感できるのではないだろうか。
この映画はあくまで料理が主役で、料理を作る食べるを通しての人間模様、絆を深めるというところが1番の魅力。だからこそ終始温かい気持ちで鑑賞できる。悩みはあれども好きな人と美味しいご飯を楽しく食べる、これが幸せなんだと改めて気づかせてくれる良い映画です。イチオシ!
温かい食卓が基本になる人生のヒントが、優しく繊細に表現された映画を味わう
テレビドラマ版が大のお気に入りの妻と久し振りに劇場映画を鑑賞する。近年の作品ではテレビ東京のドラマが優秀なのは承知していたが、この作品が映画化されるほどの人気作になるとは予想していなかった。そこでテレビドラマでは描けない映画としての醍醐味を少し期待したものの、これは見当はずれに終わる。長短合わせて、テレビドラマの世界観が大切にそのままスクリーンに映し出されていた。中年男性の同居カップルの穏やかで健全な日常の些細な心の機微を丁寧に描いて、何より心温まるホームドラマとして心地良い劇場時間を提供していた。
それは主演の西島秀俊と内野聖陽の余計な力を抜いた品のある演技の調和が良いのと、共演者の山本耕史、磯村勇斗、松村北斗、田中美佐子、田山涼成、そして梶芽衣子とすべてが各自の個性を出しながら作品の世界観に貢献する演技力を備えていたからだった。個人的には物語に若く美しい女性を絡ませて欲しかったが、この稀に見る繊細な男性映画としての要が内野聖陽の演技に見所がある点で潔しとすべきなのかも知れない。それほどに、嫉妬と妄想と絶望と楽観に一喜一憂するケンジ役内野聖陽の計算された心理表現の自然さは、絶賛に値する。元々舞台で鍛え上げた演技力を持つ役者さんのイメージはあり、テレビドラマ「とんび」の好演が印象に残る程度であったが、今回鑑賞して改めて感銘を受けた。フランス映画「Mr.レディMr.マダム」のコメディ演技で実力を見せつけたミシェル・セローとは表現法が違う。女性的な微妙な表情をみせて、実際若い女性がそれをしていたら、とても魅力的に見えるのではないだろうか。男性的な厳つい外見のケンジの中に、心配症の乙女がしっかりと内包され生きていた。この内野の演技を観れるだけでも価値のある映画、と言っていいと思う。
映画はチャップリン映画の四大要素を描けば、ある程度成立するものです。それは、食べること、働くこと、愛すること、そして夢を持つこと。和食のブリ大根から洋食のアクアパッツァまでのいくつかのメニューの丁寧で簡潔な調理過程を解説するシーンが、シロさんとケンジの愛することに繋がる個性的骨格のドラマに、今回は家族の絆について真剣に考える物語を構築する。結論を言えば、夢の共有があれば、それ以外の仕事、食事、恋愛は何とかなるものです。食べるために働く、働くために食べるだけの人生はつまらない。自分より大切にしたい人が現れ、その人と一緒に生きる夢を育むことが出来たら、素晴らしい人生になるに違いない。それが、日々の食卓に現れる。お正月に来ないでくれとシロさんの母親に言われたことは、食事の中で特別なおせち料理の招待からケンジが外された意味でとても大きい。その中からシロさんが黒豆を選んだのは、二人がいつまでも健康で仕事ができる願いを込めたものであろう。
特別な主張を声高にする映画の対極にある物静かな映画。日々の生活を大切にするためのヒントが、食育を核として優しく丁寧に語られる。勘違いの嫉妬も一寸した食い違いも良い味付けになるものです。
キャラメルリンゴのトーストも旨そう、なんちゃってローストビーフは肉次第だな、キンキのアクアパッツァはハードルが高いね、黒豆は結局市販品か、せめてブリ大根は食べたいな、肉団子は手軽にできそう、そして妻に出来そうなのは何と聴いたら、厚揚げのみそはさみ焼きだけね、と答えた。うーん、それは味が何となく予想できる。
ごはんを一緒に食べる人がいる幸せ。
原作未読、ドラマは数話視聴しました。
この作品のほのぼのした雰囲気は、素敵です。
何気ない日常にある幸せを気づかせてくれます。
大好きな人が、他の人と楽しそうにしていたら、そりゃやきもちをやくよね。
大切な人の家族に拒絶されたら、傷つくし、不安になるよね。
失いたくない人が望むことには、本当はいやでも受け入れてしまうよね。
ずっと一緒にいたいと強く思えば思うほど、本音を言えなくなるよね。
でも、それが、今の幸せを壊すことになるかもしれないね。
今ここにある温もりに感謝して、自分の本心を勇気を出して伝えようと思いました。
縁が深い相手なら、その方が絆が深くなるのかもしれません。
大人になったら、親子の関係も、互いに尊重しあえばしんどくない。
ケンジを大事にしつつ、親に会いに行くシロウさの姿に、そんなメッセージも受け取りました。
最初の2人の京都旅行、素晴らしかったです。
つかみはオッケー、今日予定を変更して京都に紅葉を見に行きました。
ラストのお花見も美しかったです。
来年は、誰かとお花見に出かけようと思いました🌸
良かった。
友だちたちに誘われて、観てきました。ドラマも観てたけど、やっぱり、他作品との内野聖陽の演技の振り幅がすごいw。二人のアドリブなのかなと思える素の演技になるシーンが何度もあってそれが良かった。年に何度か誘いあって映画を観る友だちと7人で観て、色んなシーンで笑って、映画のあとは久しぶりにちゃんと呑んだり、楽しい一日でした。日常が戻ってきた。
愛する人と老いてゆける幸せ
連ドラ&正月SPの続きの物語。
ゆるっとした内容かと思いきや、意外とシビアに考えさせられる部分が多かった。
セクシャリティに関係なく、事実婚や子無し、子供と別居している者がいずれ対峙せねばならない「老い」の問題をそっと提示している。
「僕たちはいつ大事な人を失うかもしれないんだ」という小日向の叫びは、人の幸福がいかにもろく不安定なものかを思い知らせてくれる。
だからこそ、大事な人を守るために常に力を尽くさねばならないのだと。
加奈子さんの報告を受けた時の、ジルベールと他三人の反応の違いは興味深かった。
ケンジのように「他人の幸せが嬉しい」という心境に至るには、ジルベールはまだ若すぎるのだろう。
彼らのように、他人の幸せを喜びながら、愛する人と年を取ってゆけることを「幸せ」と呼ぶのかもしれない。
観るだけで今日は良い日だったって思える映画
ドラマからずっとファンだったので、
楽しみで仕方なかった映画!
シンプルにドラマ版が長くなった感じは否めなかったが、
いつも観ると幸せにさせてくれる作品は中々ないなぁと思う。
ドラマ版のキャラクターも勢揃いして、みんな変わらず愛おしいし、
松村北斗さんのキャラも中々強かったが良いスパイスのような感じ。
何より、内野さんの演技がうますぎて心の中で唸りました笑
ゲイの仕草、心情の繊細さ、表情の豊かさ、可愛らしさもあり、何を取っても素晴らしかった。
西島さんも最高。ケンジを見つめるシロさん、男前すぎる〜。。。あんなに愛されてるケンジが羨ましいと思います笑
嫌なことあったら、観ると良いですね。
幸せに満たされてその日はぐっすり眠れるような、素敵な映画。
映画館が暖かな空気に包まれた。
キスシーンすら無いゲイカップルのラブストーリー。
でも、お互いをどれだけ大切にしているか苦しい程伝わってきた。
こういったテーマは扱い方を間違えるととんでもない事になるし、テレビシリーズで成功してはいても映画化で台無しになる事もあるので原作ファンとしては心配していたが、軽すぎず重すぎずそして丁寧に製作されていた。
観終わった後、お客さんみんながシローさんとケンジを応援しているような不思議な空間になっていた。
予告しか知識無しでも大丈夫です!
予告からは、ゲイの話しと思っていました。高評価が気になり一応、テレ東の過去作品のあらすじだけ見て行きました。最近のテレ東さんの好調ぶりに裏付けされる内容、演出でゲイというよりも心温まる人間ドラマと孤独のグルメっぽい食通提案にとても楽しむ事が出来ました。
ただただほっこり
重いテーマを持ちつつもただただほっこりするドラマの長所をそのまま劇場版にした良作。
演技が素晴らしく感心することは多いが、笑うのはこの作品くらいでは?
作品に出てくるご飯は相変わらず美味しそう。
レイトショーで見ると多分太ります。
非常に見やすいよい作品だった。正直同性愛ものは少し見る前に構えてし...
非常に見やすいよい作品だった。正直同性愛ものは少し見る前に構えてしまうが、変な懸念はなく、人としてお互い向き合う大切さを教えてくれるよい作品だった。
主演のお二人だからこそ、成立できてるのかなとも思った。
何気ない日常が沁みる
特別大きな事件が起きるわけではないのにただ日常が愛おしくなる映画。
アラフォー独身、一人で生きていく覚悟を決めなきゃと思っている私の心を折ってくる。誰か一緒に生きてくれる人がいるのって良いなぁ。一人が気楽で良いと思い込もうとしてるだけなのかなって。
観る人の置かれている状況によってこの映画の沁み方は違うと思う。今の私にはちょっと痛くてちょっと前を向ける映画だった。
次に引っ越す家は料理ができるスペースのある家にしよう。
また2人を見れて嬉しい
ドラマ版も大好きだったので、またこのキャラクター達を見れて嬉しいです。
温かい気持ちになりました。
出てくるご飯が美味しそうで幸せな気持ちになります。
俳優さんの演技が圧巻で、そのキャラクターにしか見えなくなります。
映画館で聴くスピッツも良かったです。
どんなカップルだろうが、周囲の人にどう見られようが関係ない!
小室圭さん&眞子さん夫妻にもぜひ観てほしい!
「シアワセ」って、日常の生活の中、ほんの身近なところにあるんだよね…ってことに、
あらためて気付かされる映画でした。
期待以上によかった!
大切だと思える人が、そばにいてくれる
その人の笑顔を思い浮かべながら料理を作る
「おいしいね」と言い合いながら一緒にご飯を食べ、「きれいだね」と言い合いながら同じ景色を見る
…そんな温かい二人の時間が、京都の紅葉からはじまり、お正月、満開の桜へとスクリーンいっぱいの美しい映像とともに季節をめぐり、ゆっくり流れます。
泣きたくなるくらいお互いが大切で、一緒にいると安心で。
そんな自分たちの「シアワセ」を、大切に守っている。
決して同性カップルだけに当てはまる話じゃなくて、誰にとっても「幸せ」なひとつのカタチを教えてもらった気がしました。
ストーリー的には、特に大きな出来事が起こるわけでもないのに、2時間があっという間でびっくり!
山本耕史&磯村勇斗コンビとお料理レシピがぴりっとしたアクセントになってるからかな。
内野聖陽の演技力には驚くばかり!
違和感なし。絶賛です!
スピッツのエンディングもよく合ってました。
良かった!
やっぱり面白かった。劇場版だからといってヘンテコな事件が起こるわけでもなく、淡々と日常が過ぎていく。普通の暮らしがどれだけ尊いのか気づかせくれる。ケンジとシロのやりとりは、現実ではそんな上手くいかないと思っていても、ニヤニヤしながら見てられる。劇中のキャラメルアップルも美味しそうで、つい同じものを作ってしまったくらいです。これきっかけにドラマシリーズ2が製作されることを期待しちゃいます。
ほっこりしました( ◜ᴗ◝ )
ドラマからファンになった娘に勧められて鑑賞しました。
男同志とはいえ、長年連れ添った夫婦みたいな関係で、ほっこりしていて何の抵抗もなく最後まで観てられました。
途中、胸が締め付けられる思いもしましたが、最終的な感想は「このままずっと幸せに添い遂げて欲しい」との気持ちでいっぱいです。
ちょくちょく見え隠れする、内野さんと西島さんのアドリブらしきセリフや行動の掛け合いを面白おかしく拝見させて頂きました。
演技合戦
映画になったからと言って特別な事が起きる訳でなくゲイカップルの日常だ。そんなので2時間持つの?という疑問は愚問でそのカップルはスクリーンのアップに耐えられる男前2人でしかも演技がメチャ上手い。漫画、TV版と同様、いつまでもこの2人が平凡だけど幸せに暮らせるようにと祈りたくなる。スピッツの主題歌もバッチリ。
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