「難しいとほんわかの緩急。」劇場版 きのう何食べた? HalUさんの映画レビュー(感想・評価)
難しいとほんわかの緩急。
シロさんとケンジ二人の雰囲気がとにかくほんわか。癒し。
特にけんじが大好き。素敵。
人間何回目?と思うくらい優しく、思いやりに溢れています。
アクションなどでもないから比較的淡々とすすむけれど中弛みせずみれました。
BLだけどラブ場面がほとんど無いので二人のほんわかだけが凝縮されています。
でもしっかり、LGBTQの方が直面する色々な事柄、どうにもならないこともあって、難しい問題を伝えてくれています。
難しいことはあるけれどシロさんケンジがとにかく思い合っていて、それが愛しくて最初から最後までほっくり、あったかい気持ちでみれる作品でした。
ほんわか、笑い、泣き、全てありました。
京都と、特に最後の桜は絶景です。
主題歌はスピッツでしたがタイトルから歌詞から、イントロの軽快なテンポ、メロディーと相まってあの2人にピッタリでした。
2人の柔らかい雰囲気とマサムネさんの声、歌詞とがバッチリ合って、幸せな気分が何乗にもなるかの様でした。
絶対また見に行こうと思いました。
少しショックだったのは特番をみた時。
西島さんも仰っていたけれど、内野さんが『男』。
そこにケンジが数ミリもいない。男・内野さん。
そりゃそうなんだけれどあの動きも何もかも絶妙にチャーミングで可愛らしいケンジがいなかったのが意外にショックでした。
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