「ヒューマンドラマとして逸品」劇場版 きのう何食べた? 映画は別腹さんの映画レビュー(感想・評価)
ヒューマンドラマとして逸品
内野聖陽さんの出演作はどれも骨太が多いですが、何食べは可愛らしくも人として魅力的な人物(賢二)を演じていらっしゃるので、そのギャップに凄みを感じるとともに西島秀俊さん(四朗)とのパートナーとしての絡みが絶妙でフィーリングがマッチしていて最高でした。
とにかく真剣な演技のシチュエーションでも、時折のアドリブが自然で普段からお二人が仲の良さが伝わり、この映画の良質な部分を底上げしているように思います。
料理シーンもドラマ時同様大切に丁寧に描いていて、劇場版だからと言って背伸びしすぎていないところも好感。日常の中にコミカルさと社会の生きづらさと、色んなセンティブな部分も彼らの前ではほんわか微笑ましく表現しているのが受け手としてストレスを感じませんでした。
ドラマシーズン2も是非あれば嬉しい限り、期待したいですね。
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