セルジオ 世界を救うために戦った男のレビュー・感想・評価
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セルジオ・ヴィエイラ・デメロ氏の功績にもっと焦点を
予備知識がないままあまり深くを考えず、単に推しのアナ・デ・アルマス目当てで鑑賞。
観てみると、アナちゃんのエキゾチックな雰囲気が良いとかバービー人形よろしくシーンにマッチした衣装がキュートだとかどうとか言っている空気感ではない。本作はタイトル通り、まさに「世界を救うために戦った男」の伝記なのだ。
ただし、とても良いストーリーなのだが、その表しかたは正直残念。不倫だのなんだのの色恋沙汰が悪目立ちし過ぎていて、セルジオの命をかけたこれまでの功績がぼやけてはいないか。アナちゃんの存在感の大きさが凶と出たか。
アナちゃん目当てで観ておきながら苦言を呈するのもいかがなものかとは思うものの、やはりもっと硬派な内容のほうが胸に響いたのではないのだろうか。
ストーリーとしては当然悪くないし前後する時系列もそれなりに凝ってはいるのだが、映画作品としての評点としてみれば、映像や音楽等々特に特筆する点はなかったように思う。
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世界を救うために戦った経緯など深く描いてほしかった。爆破テロに遭い、瓦礫の下でこれまで赴任した東ティモール独立までのことや、主にカロリーナとの不倫?の回想シーンに重点が置かれ、セルジオ・デメロ本人の実績、人物描写が弱い気がして、勿体ない。バクダッドの国連本部の警備を退かせたのもセルジオではないのが事実らしく、これは結構大事な部分だと思う。
題材は良いし
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