「そこにある孤独」クリシャ Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
そこにある孤独
以前、薬物とアルコール依存症だった60代女性が、親族一同が集まる感謝祭のホームパーティーに参加する話。
疎ましがられた過去を持ち、不安もありつつも克服したクリシャを歓迎する家族達の喧噪の中で、独り不安定になっていく展開。
傍からみると、何やってるんだよとか、バカだなぁ、と咎めたり呆れたりとという印象を受ける様なことだけど、本人視点でみせている為、哀しさややるせなさ、同情心が先に立つ。
投げっぱなしに近いところも感じるけれど、ここからの掬いでは安っぽくなりそうだし、これはこれで面白かった。
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