劇場公開日 2020年11月6日

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PLAY 25年分のラストシーンのレビュー・感想・評価

全21件中、1~20件目を表示

2.0ああ、演奏もできる

2022年6月23日
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うーんなんと言ったらいいのか、お話としては面白く無い。ビデオカメラを持って自分と周りの成長を撮影。主人公としてはあまり起伏無く生きてる感じ。パッとしない男、何故女の人が彼を好きになるのか分からない。ルーが産まれての夜泣きから彼女を起こすあたり、腹が立った。まぁ別れるわな。終わりはハッピーエンドだけど明るい未来は想像出来ない展開だな。

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GAB I

3.0アイデアは、斬新でおもしろい。

2022年1月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ある男が、子どもの頃から撮り溜めしていたホームビデオ映像を
編集して、一本の映画にしてしまった(という設定)の映画です。
設定はおもしろいですね。ただ、話としては
よくあるラブストーリーで終わってしまったし、
そのアイデアが活かしきれてないように感じました。
リアリティを追求したら、こんな感じになるんでしょうが、
映画なんだし、それじゃ〜つまらない。
ホームビデオ(設定)の映像だけが延々と続くので
正直言って、前半はちょっと退屈でした。
これじゃあ、普通の手法でつくった方が、
いい作品になったんじゃないかな。
驚きの映像が出てくるとか、どんでん返しがあるとか、
なんかもうひと工夫あってもいいような気がしました。

いい話だったから、まあいいかw

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tochi06

4.0ホームビデオ

2022年1月8日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

25年間、撮り溜めたホームビデオを編集してラブストリーに仕上げたという作品で、うまく出来ている。
子供の頃から仲良しだった男女が、主に男の優柔不断さで結ばれない。
ラストは想像通りだが、ホッ。

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いやよセブン

3.0エマが可愛い

2021年2月6日
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鑑賞方法:映画館

笑える

萌える

初めてビデオを買ってもらった1993年から2018年までの25年間撮り続けたホームビデオの映像をつないで描いた青春恋愛物語。
25年分の映像を編集し、そのラストシーンは・・・という話。
日常的な事やその当時の情景も出て懐かしかった。
色々と女性も登場するが、やっぱり幼馴染のエマが可愛かった。マックスが引きずってたのがよくわかる。

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りあの

2.0無念

2020年12月28日
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鑑賞方法:映画館

映画を作る人の映画(桐島とか、mid 90'sとか)が大好物な自分。乗り気ではない家内を説得し、見に行ったが、場内は私たち夫婦のみ(映画人生初)。さらに、お酒を飲んだ後に観に行ったので爆睡。ごめんなさい、アマプラに入ったら、もう一回レビューします。

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hanataro2

3.0この先の50年に、乾杯!

2020年12月2日
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遠回りしないと、気づかないことってあるよね。
無駄な時間を過ごしたと思うか、その瞬間からやり直そうと思うか。
時間は取り戻せないけど、この先の時間に目が向くのなら、遠回りも無駄じゃない。

グズグズ言ってた男でも、決めるとこ決められたんなら、最高にイケてるじゃないですか。

こんなふうに、幼馴染と年を重ねられたらシアワセだな〜。

レンズを通して周りを見てきた彼は、カメラに逃げていたわけじゃなく、カメラに支えられていたんだろうね。

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ミツバチば~や

1.0遠回りも大事

2020年11月29日
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幸せ

13歳の誕生日にカメラをプレゼントされた主人公が、それからの25年間の思い出を撮り貯め、その最後に伝えられなかった想いを…といった物語。

開始後程なくして始まるホームビデオ映像がラストまで繋ぎ合わされているのが本作の特徴なんだけれども、何というか、知らない人の半生を描いたホームビデオに興味を持てないのと一緒で、ストーリー自体は素敵な物語だとは思ったけど、ちょっと自分には合わなかったかな(汗)

先日観たmid90'sみたいに、終盤にちょっと長めに思い出のビデオ映像で感動させるような内容を勝手に想像していたので、、まぁこれが本作のアイデンティティなので単にリサーチ不足だったか。

ただ、こう書く割にはラストにはちょっと感動させられたので良かった。

確かに、15年も…といったことはあったかもしれないけど、その遠回りがあったからこそ授かった宝物もある訳だし、何も無駄なことなんて無かったなと。

それと、そういえば自分も初めて携帯を買ってもらった当時は、序盤の主人公みたいに、友人達とおふざけ動画やショートムービーを撮っていたなぁなんてことを思い出して懐かしい気持ちになった(笑)

そして昨日観た別の映画でも出てきましたが、本作でもターミネーターの名前が(笑)

改めてターミネーターって凄いなと思ってしまった。

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MAR

3.0イケてない割に性には開放的な性春映画

2020年11月22日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

25年の経過を映像化する為、10代20代30代と、それなりにルックスの似た俳優を1人ずつ計3人✕主要な登場人物分用意して製作されたと思われる青春映画。(2018年フランス)

まずは新しい着眼点で撮影に臨んだことを評価したい。

あくまで個人所有のビデオカメラ、携帯、スマホによる撮影映像、という体なのでプロの映像すぎてもダメ素人映像すぎてもダメ、でも劇場用映画ということで、解像度の粗いビデオテープ映像から携帯〜スマホの高画質映像への変化と、もしかしたら難しい撮影だったのかも知れないが、観た感じは非常に説得力のある個人撮影的雰囲気で大変興味深かった。

確かに映像の一つ一つは、ごく一般的な若者が意図せず25年もの間日常的に撮り溜めた映像とするにふさわしい何一つ珍しくはない映像だし、それらを1つの作品として編集したと言う体の本作自体もリアルにそれっぽいが、だからこそ映画的ストーリーとしては弱いしオチもありふれている。

ただ、ストⅡごっこ、プレイステーション発売、98年W杯フランス大会、2000年前後のミレニアム騒ぎといった出来事、そしてJAMIROQUAI、OASIS、レニー・クラビッツ等、登場人物たちが愛聴する音楽が観る側にとっても非常にリアルで、当時の自分自身を思い起こしながら楽めるし、繰り返しにはなるが、試みとしては非常に面白いしリアリティも凄いので一見の価値はある。

しかし、だ。
観るには映写が必要だった8mmカメラの時代ならともかく、家庭用ビデオ、携帯、スマホ撮影の体だから、もしかしたら「劇場より家でDVD鑑賞の方がリアル」ということになりかねないが…😅

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死亡遊戯

4.0良かったよ。

2020年11月18日
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鑑賞方法:映画館

色々と微笑ましく観れたかな。
少年~青年期、フランス人も日本人も同じようなところもあるんだなと思った。
夜遊びに行ったりするあの感じ、懐かしいなあ。
ただ、男女がくっついたり離れたりはよくあることで、結婚だ離婚だでグダグダならないところは日本と違うんだなとは思った。
どうでもいいことだが、エマが大学辞めるとかいってたあたりって年齢に違和感があったかな。
あと、もう一人いた女の子はどうなったんだろうね。

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khapphom

1.0酔った🤮

2020年11月18日
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始まって一時間ずっと手持ちのハンディカムで撮られた映像が続くので、真ん中ぐらいの席でスクリーン見続けていたら気持ち悪くなってしまった。そのまま退場。
酔いに強い人以外は後ろの席にした方が良いと思います。

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はやみさかさら

4.0素直になれなくて

2020年11月14日
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鑑賞方法:映画館

157本目。
どっかで聞いたタイトルだけど要約すると、そんな感じ。
手作り感があって面白いが、性に関してオープン過ぎて、流石フランス。
自分よりも3つ4つ位下なのか、ちょっと自分も振り返りながらの観賞。
主人公が最終的にはハビエル・バルデムみたいなっちゃってるけど、エマを逃がしたら、そりゃ一生後悔するよ。

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ひで

3.5新感覚であり恋愛映画嫌いな私でも楽しめた

2020年11月13日
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鑑賞方法:試写会

本作品、大きくジャンル分けすると「ラブストーリー」なんですが、ある意味新感覚と言うか、お話は、ある映画好きと言うか演劇好きなひとりの男性が子供の頃誕生日プレゼントされたビデオカメラからその周辺に関わる仲間のやり取りを記録した内容で、冒頭子供のシーンから入るのだけど、内容に続くプロローグだと思っていたんだけど、実は、ビデオの記録が永遠と続き、最後は「あっ、そうだんな」と思わされ、この映画、ラブストーリーだったんだと思わさられる映画、しかし、少年時代から成年までのビデオの記録も大変に面白い事から、なんか見入っちゃうと言うか、フランスの話で合っても、節節で、時代的な懐かしさを感じたり、自分に重ね合わせる懐かしさが有ったりと何とも主人公達と当時の中に入り込んで自分も同じようにはしゃいでいたくなります。

お話がそう言う感じでアクティブに進み、ラストは、「あっ、そうなんだ」と思わせると言うか、なんかちょっとした事なんだけど、考えさせられる部分もあります。

大変にやんちゃな部分もあり、ホロっとさせられる部分もあり、ラブストーリーが苦手な私でもすんなり入っていける結構面白い映画でした。

しかし、最近のフランス映画は侮れないな・・・・・

@cinema_cafe

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sally

4.0子供が撮る映像のバカっぽさも含めてひとつの作品に仕上がっている

2020年11月12日
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リチャード・リンクレイターの『6才のボクが、大人になるまで。』では、6~18歳までの間を実際に俳優の成長に合わせて撮影していたという、反則技映画があり、高く評価されたが、今作は当然ながらフィクションである。

しかし、本物のように感じられるのは、キャスティング能力の素晴らしさからだろう。9ヶ月かけて、SNSなど様々な手段で呼びかけた結果、3000本というビデオが送られてきて、それをチェックしていったというのだが...よくこんなに似ている俳優をキャスティングできたものだ。

特に劇映画テイストではなく、あくまでホームビデオをつなぎ合わせたような構成となっているため、次の映像から別の俳優に切り替わるというのは、物凄く違和感を感じるシーンになりそうなものが、自然に導入できているというのは、素晴らしい。キャスティングの部分だけでも大きく評価できる作品だ。

物語はシンプル。主人公マックスが13歳のクリスマスにビデオカメラをプレゼントされた日からスタートする。もちろん間には、国際的な問題、政治的な問題も起きているわけだが、それはほとんど描かれないため、国としての時代の変化というのは、あまり感じにくいかもしれないが、その時に流行っていた音楽やプレイステーションの発売、ワールドカップといったものの方が映し出されることによって、時代の変化は描かれている。

全体を通してもメインに何を描いているかというと、好きだったのに告白できない男が勇気を出すのに時間をかけ過ぎたという記録でしかない。

しかし、こちらの方が実は当時を生きていた若者の目線としては正しいのだ。あくまで一般的な思想、一般的な家庭のマックスだからこそ、等身大のキャラクターとして感情移入できた人は多いのではないだろうか。

親友のようにいつも一緒にいる相手は、近すぎて遠い存在でもある。これは最近の映画でいうと『イエスタデイ』などでも描かれていた。映画を観ていると、「そんなに好きなら告白しろよ!」と思ったりもするが、実際にはそんなものかもしれない。リアルな世界では、映画みたいに結婚式で相手を奪って逃げるわけにもいかないだろう。

フィクションであるため、劇的なシーンも作ろうと思えば作れるわけだが、今作では、あえてそこが抜けていたりするため、メリハリがないようにも感じられる。父がいなくなっていたり、友達が減っていたり、母の病気など、 あえて映画的には必要なシーンが抜けているわけだが、それは劇的なシーンこそカメラを向けるべきではないという一般家庭におけるモラルが反映されているからであって、逆にそれがリアリティを感じさせるのだ。

子供が撮る映像なんてバカなものが多く、間には非常に痛々しいシーンも多いのだが、子供がカメラを持ったら、まず何をするかと考えると、これは正しいのかもしれない。それを後で観たときの、どうしようもない恥ずかしさというのも映画として、ストーリーとして反映させているのも、流石である。

監督のアントニー・マルシアーノ自身も1979年生まれであり、主人公の年齢に近いこともあって、自伝的な部分も反映されているのではないだろうか。

近年、80~90年を描いた作品がトレンドのようでもあるが、これは作り手が、その年を正に生きてきたからであり、映画業界も30~40代に世代交代されていっているということだろう。

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バフィー吉川(Buffys Movie)

3.5時は刻の繋がり

2020年11月11日
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鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

単純

ラストシーンのラストシーンに小さな拍手をしちゃいました…予想通りでしたけどね😁

幾つになっても少年少女のままの彼らに少々引き気味ではありましたが似た様な経験は自分にも少なからずあったかなぁ…と
調子に乗ってた「青い時代」の懐かしさがフッと湧いてきたりしましたね

オアシス、ジャミロ・クワイにカニエ・ウエスト…時を戻してくれる音楽に
あのお巡りさん😁程ではございませんがテンションも上がりました

しばらく開いてなかった昔のアルバム(ビデオは無いので😢)開いてみようかなぁ〜 なんて
ちょいとおセンチ気分にしてくれる作品でした!

観たばかりの「おもかげ」のジュール・ポリエ君があどけなさ残るまま登場していて目、潤いましたわ♬

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ねもちゃん

4.5まさに人生同様 "一度きりの映画“

2020年11月11日
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全編、13歳から38歳までの主人公マックスが回すカメラ映像で構成させる今作。
本当に25年間分のホームビデオ(という程)のみなのだが、普通に観ることができてしまう。
ドキュメンタリーとは少し違く、ただの日常記録にこれほどまで惹きつけられるとは面食らいました。
僕は歳がマックスたちと10コ以上離れているのだけれど、彼らの映像にどこか懐かしさを感じ、同じ歳頃だった自分がリンクしました。

前述で"ただの日常記録“と言いましたが、マックスが抱くエマへの気持ちを感じることができるし、そもそも通常の演技では違和感が出てしまい成立しない手法なので、ものすごくハイレベルな映像なのです。
妥協をしない監督の元、どのカットにも何十テイクも掛けたという記事を読んで納得しました。

いやぁ、それにしても"浅田家!“然り、記録するって偉大ですね。
当時の様子は目で見て確認できますが、データには残されていない感情までも甦って来る。
そして時には自分を導いてくれる力があるんですね。
みんなスマートフォンという最高の機材があるのだから、とりあえずRECボタンを押してみてはどうでしょうか。

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プールサイド

2.0女の子に恥をかかせるなよ!

2020年11月8日
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楽しい

単純

幸せ

13歳の時に両親からビデオカメラを貰った少年の25年間の話。

降霊術にゲームにパーティーに旅行に、と友人とのバカ騒ぎや、家族の出来事等々、事ある毎にどころか、常日頃からカメラを回し続けた映像を繫げて、人生そのものを物語にしてみせるつくり。

時代背景がどうのとかはあまり関係なく、兎に角カメラを回している本人が主人公だから声は沢山入っているけれど、映る場面はそんなに多くはないというね。

25年の物語ラストに向けてのフリになるシーンはいくらか散りばめられているし、全体的にそうだよね、となる様に編集しているけれど、結構な時間知りもしない人のヒャッハーを観させられて、没入感はないし疲れてくるし。
主人公の言動が9割おふざけだしね。

つまらなくはないけれど、これと言ってハマるところはなかったし、108分はちょっと長かった。

内輪ウケは良さそうかな。

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Bacchus

2.0ぬかるみ感のない人生

2020年11月8日
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鑑賞方法:映画館

ライフワーク的に撮られたホームビデオが全てで構成されているのが新鮮だけど、奥歯に何か詰まった様にスッキリしないままに観るのはあんまり心地よくなかった。
物語は完全に画面の向こう側で進行し、ぜんぜん巻き込まれないままに終盤へ。
全体的に他人事に感じるのは手法のせいなのか?ぶっちゃけ軽すぎるよねって思ってしまった。
ぬかるみ感のない人生ってのもあるんだね。

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パプリカ

4.0【勇気】

2020年11月7日
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この作品、25年分を振り返るとはいっても、出来事として伺えるのは、本国開催のW杯サッカーのフランスの優勝、ミレニアムカウントダウンの大騒ぎの場面くらいで、EUだの、ユーロ発足だの、ITバブルだの、9.11も、イラク戦争も、リーマンショックも、欧州危機も、時代背景が判るものはほとんど出てこない。

もし時代を感じさせるものが出てくるとすれば、グレードアップする録画機器と、PlayStationぐらいかもしれない。

でも、余計な情報を盛り込むことを避け、自分の身の回りにフォーカスして、その移り変わりをピースにして綴ることで、どこか新鮮な感覚を覚える。

ずっと撮り溜めでいたビデオ。
なんか飽きずに見入ってしまう。
それぞれの断片が、いろんな物語を紡いでいく。
若さも、勢いも、成長も、喜びも、別れも、悲しみも、辛さも、全て…と思っていたが、欠けていたピースがあった。
それは、勇気だ。
傍観者であることをやめ、主役になる勇気だ。

「勇気なんていっても、臆病じゃないか」

そうだ。

臆病だからこそ、勇気を出さなくちゃならないのだ。

記録する側になったのは、もともとは臆病だからじゃないだろう。

それが楽しかったからではないのか。

でも、いつのまにか、居心地が良くなって、そのままでいるのではないのか。

そして、そこから抜け出せなくて、臆病になったのではないのか。

好きだと思っても、今の友達関係を壊したくないと思うこともあるだろう。

でも、思い切って、自分が主役になって、現状を打破することも必要なはずだ。

人生は、言葉を逆から読むようにリバースで巻き戻すことは出来ない。
でも、振り返ってみて、自分を良く観察してみて、未来に向けて行動することはできるはずだ。

それに、きっと手遅れなんてこともないはずなのだ。

そう思えることが素敵なのだ。

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ワンコ

3.5オンライン試写鑑賞

2020年11月4日
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パリを舞台に90年代カルチャーで彩る“再生”の物語。

ドキュメンタリーのようで作り物なのがまず凄い!

25年分の幼いバカ騒ぎもトキメキも失恋も臆病な自分も全て入っていてジーンときた。 

しかし、良く似た子達を見つけたなー🤔


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otoboke

5.0一方向だったカメラのレンズが双方向を繋ぎ、今へ着地する物語

2020年11月1日
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鑑賞方法:試写会

アフターコロナの今、更に心に響きます。

一方向の目線で時を写し撮っていたビデオカメラ。
過去を閉じ込めることしか出来なかったカメラのレンズは、レンズ同士がリアルタイムで繋がるようになり、今を共有するツールになった。
でも距離は?
はるか遠くの人とも簡単に繋がれて、物理的な距離感が曖昧になってきている現代では、
カメラ越しではなく、その人本人が目の前に居てくれることに尊さを感じる。
クライマックスの驚きと感動は、今の心に響きました。

リモート試写会だったので、Wi-Fiの調子が悪くなったのかと焦るオープニングww
ビデオテープの音と画像が懐かしい!

子供の頃の映像がとにかく笑えました〜!
ビデオを手にしたことが嬉しくて、何でもかんでも撮影しちゃう感じとか、編集して消えてみたりとかww
大概はそのへんで飽きて、家族のイベントだけの出番になるところですが…主人公は日常を撮り続けていきます。
近所の女の子達を誘うシーンとか、可愛すぎ。(*^▽^*)
バカバカしい仲間との遊びや会話は
戻ってこない時間だから、こんなに愛おしいのでしょうか?

映画は彼が編集した動画を見ている設定なのですが、編集のセンスが良い!
主人公が編集している感じで監督が編集しているので、頭が混乱してきますがww
途切れ途切れのシーンで、家族の状況の変化が透けて見えるところなんかは、直接決定的なシーンを見せられるより辛かったり。
シーンには無い間の時間を観ている側が埋めていくので、どんどん登場人物たちに近づいていって、同じ時間を一緒に過ごしてきたかのような親近感が湧いてきます。
シーンが途切れて、次のシーンになるまでに、こんなに心配な気持ちになることは、普通の映画ではあまり無い気がします。
それから、見えないシーンにこんなにドキドキすることも(〃ω〃)

主人公はビデオカメラを向ける事で仲間を見つめ、ビデオカメラを向ける事で自分の思いを残してきたけれど、カメラの影に隠れて直接相手に伝える勇気が無かった。

一見『6才のボクが、大人になるまで。』と似ているように語られるかもしれませんが、
『6ボク』は第三者の目から少年の成長を追う、リアルな素材でフィクションを描いた作品。
一方本作は、作家の目を持った少年が一つの映像作品を作りあげるまでの成長ストーリー。
フィクションの素材でフィクションを描いた
言うなれば『13才のボクが、監督になるまで。』

#PLAY25年分のラストシーン

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shiron