「タイトルなし」ザ・ハント よしさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
"You fucked up, bitch!" スノーボール讃歌!キャビアは食べたい。冒頭暫くはコロコロ(バンバン?)と主人公になりそうな容姿端麗男女や視点人物たちが殺され、いつどこで誰が死ぬか分からない仕様になっていて、(無論感情移入などはできないが)それはそれでサバイバルスリラーとして面白いなと思った。…が、それも束の間、本作最強のキャラクターのお出まし(ex.『サプライズ』)!しかも全くそれを隠していなくて最初からエンジン全開(『バトル・ロワイアル』山本太郎?)。一挙手一投足、表情一つ取っても只者ではない感ハンパなくてキッレキレ。一方で男どもは弱い。作品全体的にブラックジョーク満載ユーモア指数高めで面白かった、内部からのアメリカ告発。例えば同じくブラムハウスが手掛けた傑作『ゲット・アウト』然り、リベラル・イジりが笑いを誘う。ボスキャラはまさかのあの人?ヒラリー・スワンクは『ローガン・ラッキー』よろしく途中から貫禄いっぱいで出てくるの板に付いてきたか(今回は厳密には最初からだが)。最後は最強の直接対決。キャビアだけじゃなくてべらぼうに高い酒も飲みたい。どっちもどっち、行き過ぎた政治思想もほどほどに?"It is great."
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