「名前ネタは掴みだけ」お名前はアドルフ? Pocarisさんの映画レビュー(感想・評価)
名前ネタは掴みだけ
「アドルフと名付けるかどうか」から始まる展開がドイツ社会の風刺になってたら面白いと思って見に行きましたが、基本的には家庭の問題を面白おかしいつもりで描いた映画でした。
多少、笑えるところもありました。が、名前ネタも女性差別ネタも投げっぱなしで終わります。
それほど笑えない一方で、途中で出てくる同性愛者をからかうネタに対して何のフォローもないまま終わってしまい、とても不快でした。この映画に関わった人たちの感覚が「90年代か、もしかしたら60年代では?」(劇中のセリフ)と疑う結果に。
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