EMMA エマのレビュー・感想・評価
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アニャとミアゴスのコメディエンヌとしての可能性
イギリスの女流作家ジェイン・オースティンの名作小説の映画化ですね
これは三国志とか忠臣蔵、源氏物語などと同じく「ネタバレ推奨」な作品ですよ
ストーリーやキャラクター、時代背景、お国柄等がわからないと作品の真価がわからない系の作品です
本作は少々コミカルな仕立ての『エマ』ですよね
まず、ロケ地や衣装の圧倒的な美しさは眼福!
そしてアニャ・テイラー=ジョイは…なかなか良い!
個人的な印象ですけど、アニャに限らずミア・ゴスとかビル・ナイとか、コメディ作品出演の印象が薄い俳優さんたちが大活躍してて、これが意外に良いんです
(あ、そう言えばビル・ナイは確かラブ・アクチュアリーとかにも出てたっけ)
コメディドラマや恋愛ドラマを得意とする俳優さんは他にもっといると思うし、本作もそういう俳優さんたちが演じた方がしっくり来るのかもしれません
しかしオースティンの名作「エマ」は今までに何度も映画化・ドラマ化されてますから、王道パターンはそちらに任せれば良いではないですか
賛否両論あるかもしれませんが、こういうのだって見たいですよ
アニャのコメディエンヌとしての可能性、すごく感じました(ミア・ゴスも)
そういう路線の作品にもっと出ればいいのに(ミア・ゴスも)
【アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスの限りなく素に近い姿を愛でる作品。】
■イギリスの小さな町で暮らす、エマ・ウッドハウス(アニャ・テイラー=ジョイ)。
容姿端麗で利発、そして裕福な彼女は、女王様気取りで周囲の恋のキューピッド役を楽しんでいた。
しかし、いくつかの失敗から自身の欠点を認識していくうち、彼女はずっとそばにあった愛に気づき始める。
◆感想
・ジェーン・オースティンの小説「EMMA」にほぼ忠実に描かれているので、内容は割愛。
■今作の魅力
・アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスに尽きると思う。
・ご存じの通り、アニャ・テイラー=ジョイはシャマラン監督の「スプリット」でデビューを果たし、その後もミステリアス系の作品で強烈な印象を残す女優さんである。
ー 少し前であるが「ザ・メニュー」「ラスト・ナイト・イン・ソーホー」そして余り話題にならなかったが「サラブレッド」でも強烈なインパクトを見る側に与えた女優さんである。-
・同様にミア・ゴスも、ホラー映画で、その存在及び演技を強烈に示してくれている女優さんである。
ー つい、最近公開された「Peral パール」の渾身の演技は凄かった。-
<今作は、ビル・ナイが出ている事もあったが、兎に角、アニャ・テイラー=ジョイとミア・ゴスが出演しているという理由だけで鑑賞した。
お二人とも美しいのであるが、所謂絶世の美人と言う訳ではなく(ホント、スイマセン。)だが、個性的な美しさを全面に出して女優業を行い、結果を出している点に魅入られるのである。
だって、アニャ・テイラー=ジョイのあの大きな眼と、ミア・ゴスのどこにでもいるような美人さん(重ねて、スイマセン・・。)が、スクリーンに映し出されると、それはそれは魅力的なのである。
そんなお二人が正統的英国恋愛映画に出ている点で、もうバッチリなのである。>
アニヤ・テイラー・ジョイがジェーン・オースティン文学を華麗に!!
英国の古典文学の伝統的・良家子女の婿取り嫁取りストーリーを
アニャ・テイラー・ジョイの圧倒的な美しさで、
高慢と傲慢を鮮やかに描写した。
この映画は丁度コロナ禍と重なり、日本未公開です。
なぜか、ケーブルテレビのムービープラスで放映されたのを鑑賞。
ゴールデン・グローブ賞でアニャが主演女優賞にノミネートされる。
またアカデミー賞では衣装デザイン賞にノミネート。
可憐で華麗な衣装、
手の込んだ髪型、
美しく前衛的な帽子、
本当に衣装は最高に前衛的かつトラディショナルでしかもゴージャス。
目にご馳走でした。
美しい英国の田園風景、
素晴らしい邸宅、
豪華で美味そうなアフターヌーンティーのテーブル。
イギリステイストにヨダレが垂れました。
良家の子女の駆け引き・打算・浅はかな計略・・・
EMMAの自信と打算そして傲慢さ。
ラストではそれが結局は丸く収まる。
常に近くにいたジョージ・ナイトリー(ジョシュ・オコナー)
ジョージの屈折した優しさや聡明さそして優柔不断も見所でした。
アニャ・テイラー・ジョイの貫禄・美しさ・演技、
すべて申し分なくて5回映画化された『EMMA』の中でも最高との
評価になっています。
興行的にもまずまずの成績。
Netflixでももう配信されておらず、大変残念です。
アニヤ・テイラー=ジョイ版
ジェーン・オースティン原作で、以前、グウィネス・パルトロー版を観ている。
主人公エマ(アニヤ・テイラー=ジョイ)は善良で傲慢、カップルを結ばせる愛のキューピットを自認している。
はたから見れば大きなお世話なのだが、本人は気づかず、周りにいる人達を傷つけていく。
アニヤ・テイラー=ジョイは美しく、好きな女優さんだが、弱さが足りないかな。
共感しかない
共感しかない。
あまりにも主人公のエマが自分の性格に似ていて身悶えながら見ていました。
見た目も頭も良く性格も良い、そんな洗練された女性と見られたくて…でも本質は“そう見られたい”なんですよ。
自分が評価されたい、羨ましたがられたいと自分しか見えてないんです。
だから相手の気持ちなんて気にしてるようで気にしない。自分がおもしろおかしいと思った方に人の気持ちも操作していく。
そして大切な人を大きく傷つけて、大切な人から非難されようやく少し学ぶ。なんでこんなに自分のことしか考えられないんでしょうね。
この物語で彼女を変えたのは、彼女が好きな親友と腐れ縁の男。個人的には、やっぱり気心知れてて自分の方をずっと見てくれて、かつ聡明な男性と結ばれるのが一番よね、と少女漫画的に良い展開だなと思いました。お互いを見つめ合う視線にきゅんきゅんした!
多分泣くような映画ではないんですが、最後エマが幸せになれたことで号泣しながら見終えました。よかったね〜貴方は幸せになって!!と言う気持ち。色々悩んで疲れた時、でも疲れ切ってない時にまた見ようかな
お気に入りの作品✨🥹❤️
この作品は何度も見たくなる映像の鮮やかさ、綺麗さ…
そして俳優陣の丁寧な演技と若干のコント😂😂
(コントっぽいのがちょくちょく入ってるのがまたクスッとなる面白さww)
終わり方もすごく好きでした…
全体的にこの時代の良さを最大限に引き出しているかんじ…
登場人物はそんなに多くはないし内容も基本的には
誰と誰が結婚する、しない〜って一見単純な内容ではありますが、それぞれのキャラクターが個性ありまくりで話にいきてた気がします!
エマも最初は地位含め自信満々で突っ走ってしまうから中々イライラしたけど、結局はただの友達思いの優しい女の子なんだというのが分かる!
あと相手役のナイトリー…最初はえーこの人相手〜?なんかそこまでハンサム感ないけど〜?って思ってしまったけど段々とナイトリーの魅力に…激落ち…!!!!
舞踏会シーン、木の下のシーン、最後の部屋でのシーン…❤️とりあえずうっとりしちゃった😩😩💗
かっこよすぎる〜!!!個人的にナイトリー大優勝です!!
あとはNetflixのセックスエデュケーションの2人も出てて、また2人ともいい味出てたなぁ〜!
それとエマのお父さん!最初から最後までいいお父さんすぎたしコント部分多くて面白かった〜
とにかく映像が綺麗でお洋服や髪型も凄いし見応えが凄くて面白いです!定期的に見たい良質な映画…💗
45点
映画評価:45点
私は原作を知りませんが、
こういう雰囲気大好きです!
古風なイングランドの空気感と、
建物や装飾の美しさ。
この場所でエマ(主人公)が生きてきたのかと
小説とは違い、想像力が乏しくても確実に伝わってきます。
エマは全てに恵まれていた、
自分の暇な時間を埋める趣味として
他人の恋のキューピッドをする事。
そこから始まる人情劇!!
というのが本筋なんですけど、
二時間にまとめないといけない為、
恐らく色々と表現されていません。
そのため、
この作品で最も重要である
エマを取り巻く人物たちへの踏み込みが足らず、
何となくでしか理解してあげられませんでした。
エマにとって本当に大切な人物なのか、
それとも暇潰し対象なのか、
それかただの興味の対象なのか、
きっと原作ではもっと深く描かれているはず。
だから、
この映画版だと
何となく面白く、何となく悲しく、
何となく嬉しくて、何となく悩ましい。
それでも素晴らしい情景や背景があるので、
それなりに楽しい。
そんな作品でした。
【2022.7.11観賞】
安心の!
大好きなジェーンオースティンのエマが装いを新たに、2021年版をアニャ・テイラー=ジョイにて。
暖かくならないわけがない。
1990年版も可愛くて好きだったけど。
観た後に相変わらずあったかくなる映画になってます。
大好きなビルナイに拍手👏。
何度も観たくなる
昔グゥイネスパルトロウのを観たことがあって、現代風?と気になって配信で観たら、あまりに面白くてもう8回。
イギリスの美しい風景に映える印象的な色使いの衣裳、お屋敷の調度品、すべてがアート。アニヤやミア・ゴスの新しい感性とビル・ナイらの伝統を感じさせる配役のバランスもよく、英国ファンにもうれしい作品なのでは?ナイトリー役の俳優さんの不器用な感じがオースティン作品にぴったりだと思った。
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