ザ・ウェイバックのレビュー・感想・評価
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辛い過去との対峙
爽やかな感動作かと思いきや、重い…
子どもを亡くした親が立ち直るにはどうしたらいいんやろうね。自分の中で抱えきれない思いをアルコールを頼ってぶつけてるんやよね。神父さん、クビにするのはしゃーないけどなぜそうなっているか主人公の心の闇に気がついてあげてほしかった。バスケのコーチを続けてたらあの人は立ち直れていたんやろうか。
姉がいなければ、主人公は多分死んでたよね。せっかくなら一緒に大会でられたらよかったんやけど、主人公の思いを受け継いでる選手たちの姿も感動した。終わり方も綺麗事ではなく現実的ではあるけれど、希望が少しある感じがよかった。
ベンアフレックらしい
ベンは、夢破れた男が何故か似合う。
ハーバード大出のエリートなのに。
だからかな?元エリートの悲哀
この作品も、元高校スタープレイヤーだ。
何の事情で家族から離れて
酒浸りの毎日
そこに
元高校のバスケ部のコーチの話があった。
人は、ほんと弱い
子供の頃のことが
いい大人になってものしかかる。
だから
こそ
愛が必要なのか?
映画自体はイマイチだろう
しかし
そんなことを
僕は感じた。
ベンはいい役者だな。
言葉は少なめ
意図してそうしているのだろうが、時折、え?どゆこと?となった。←理解力不足…
でも静かにテンポよく(というのも変だけど)寡黙で一見クール(暗い過去のせいか)な男が少しずつ酒も忘れるくらいにコーチングに熱くなっていくところとか、よかった。
最後は残念だったけど、結果施設(だよね?)に入ることになり、希望の光も感じさせる終わり方だったし。
弱小チームとはいえ、それぞれセンスは抜群。(じゃないと勝てないでしょう)そして彼らにも希望の光。
スポーツだけがメインではなく、よくあるスポ根作品ではない。
過去は変えられないが、進む道は選べる。
さほど期待しないで観たせいか、良いもの観たなぁと思えた日曜日の夜でした。
今週も頑張ろ〜
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追記。
そうか!この監督さんは「メイ・オブ・イーストタウン」を作った人だった。
ちょっと納得!
最初から…
良作だと期待させる予感。スポ根というより、最愛の息子の死から立ち直れず、妻とも別れ、酒に溺れ、自堕落な生活を送る元バスケの花形選手が母校の高校バスケチームのコーチになったことから、自分を取り戻す再生ストーリー。弱小チームを何年かぶりにプレーオフに導いたところまでであれば、ありがちな展開だが、そこで終わらず、再び知人の子の死がきっかけで酒に溺れ、施設に入ったことで、初めて妻の苦しみ、妻への不義理がわかり、再生していく。ちょっと再生が早く、もっと丁寧に描いてくれれば、更に☆と言う気がしたが、全体的に良かった。目立たないが音楽が素晴らしい。ベン・アフレックはヒーローよりもダメ男の役が似合う。
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