劇場公開日 2022年1月7日

「コミックやアニメの実写化する意味が分からん」映画 文豪ストレイドッグス BEAST わんちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5コミックやアニメの実写化する意味が分からん

2022年2月4日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

とずっと思っていたのですが、今回の作品は
・朝霧先生の脚本
・中也の出番が原作より多そう
・実写化不可能と思っていたリアル太宰さんがかなり似てる
・双黒の前説
など色々気になることがあり、悩みに悩んだ結果観に行きました。
 正直、最後まで観るに耐えられるのか?とかなり失礼なことを思っていましたが、結論は観に行って良かった!
 舞台版の俳優さんが出演されているということで、1人も知ってる人はいないし、衣装やメイクがほぼ舞台仕様っぽく、映像作品としては最初違和感が凄かったけれど、逆にそれがよかったかな。知らない俳優さんだし、キャラそのままのビジュアルだったので、実際にいたらこんな感じなんだろうなと実写でも割と受け入れられた感があります。
 CGもあの位のほうが丁度いいかも。やたらと精巧な技術取り入れてたら、全体バランスとしてどうかな?全体的に戦隊ヒーローものっぽい感じで楽しめました。
 BEASTは文ストの中でも、悲しく切ない展開なのであまり好きではなかったのですが、映画観たら小説で読んでいた時よりも絶望感がなく、太宰さんの念願が叶って良かったなと思えたかな。
実写化作品がBEASTで良かった。本作とは別世界の話なので、コミックとは違うキャラクターたちとしてお話含め受け止められた気がします。
 俳優さんの演技が舞台っぽかったけど、あの衣装やメイクだったらこれでいいのかな。
キャスティングは太宰さんと織田作が特に似てた。太宰さんは声もそっくりでびっくりした。中也も見た目だけだとちょっと違ったけど、映像になったら中也でした。
 続編あるのかな?続きが気になる終わり方でしたね。

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わんちゃん