青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
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~「もう1度・・・ちゃんと傷つけ。」~
【賛否両論チェック】
賛:青春特有の醜くダークな部分を正面からえぐられ、突きつけられるような展開に、思わず考えさせられてしまう。
否:主人公を始めとする登場人物達の一連の言動は、観る人によっては相容れない部分がありそう。終わり方も賛否ありそうなところか。
この作品で描かれているのは、言ってみれば“アオハルの醜い部分”です。あまり言うとネタバレになってしまうので、詳しくは是非実際にご覧になっていただきたいのですが、ともすれば青春特有の美談として描かれがちな部分が、様々な紆余曲折を経ながらも赤裸々に暴かれていく様に、他の青春映画にはない生々しさがあって、思わず考えさせられてしまいます。
誰のどちらが正論という話でもなく、ただただ青春特有のその衝動がもたらす大きな結果に、決して綺麗事だけでは語れない、青春のダークな部分を突きつけられたような気がします。
登場人物達それぞれの言動も、やや好き嫌いや賛否が分かれそうなところでもありますが、ものすごく変化球な青春ドラマを、是非チェックしてみて下さい。
ネタバレの青春の世
意識高い系就活も弱者支援ボランティアも白々しく、
不発なら意味無し、ヒットなら炎上謝罪。
何れにせよ先が見えるネタバレの青春の世。
んなこた百も承知で俺達は確かに生きてます、か。
それで良い。
香港や昭和安保な問題意識無き世代と卑下する勿かれ。
脇役俳優の宝庫
物語は、原作も読んでいたので良かったと思います。『彼女は死んでしまった』とはそういう事だったのねという結末を知っていながらも引き込まれました。これには森七菜、松本穂香、光石研さんなどの脇役俳優の働きが凄かっと思います。ただ、主演2人がなんか納得いかなかった。コトノちゃんは原作とイメージが違う気がする。それこそ、清原果耶さんとかの方が適任じゃないかな?とおもいました。
役者よかった
予備知識は予告編のみで観にいきました。
サスペンス的?な物を期待して観に行ったので肩透かしを食らった感じです。
途中、「ちょっと違うのかな」と思いながら観てて、後半に入って「違うのか~」と思ってしましました。
言っている事はよくわかるし「そういう風に思うよね」「わかるけどね」と思いはしたのですが、余りにもそれだけをオブラートに包まず、「直球でこられてもな~」とも思いました。
そういうものをバックボーンとして流れてる主軸、命題として物語を構築してくれていれば、と思いました。もっと複雑な人間ドラマにして欲しかった。途中までは悪くなかったので残念です。
映画の制作サイドの方々、監督や役者さんなどは良かったと思いました。特にいい役者さんを揃えてられて、とても良かったと思いました。
主要な役者さん皆さん良いのは分かっていたので、「やっぱり良いな~」という感想だったのですが、松本穂香が思った以上に良くて少し驚きました。
あと、予告編を作った方には完全にやられてしまいました。さすがプロだと思い、こういうのが映画の面白い所でもあるなと思いました。
やり直すのは難しいけど、頑張れ!
「モアイ」初めはイヤイヤでも
だんだんと居心地いい場所になったんですね
ワガママ男子のこじらせ物語
大学はあれだけ他人が沢山いる空間で
感受性豊かな若い子たちがどう過ごすか難しそう
なりたい自分が何なのか?
目指す方向をちゃんと見つけられる人と
周りに流されてホントの自分を見失ってしまう人·····
楓は寿乃によって目覚めた自我を上手くコントロールする事が出来なくて、思い通りに行かない事を寿乃やサークルのせいにして、ま〜ぁ幼稚な男。
どちらも言葉足らずだと思いますが
楓の偏見の目は酷い(>_<)
ちゃんと寿乃と向き合って話していれば
大学生活もっと楽しく過ごせたでしょうね!
最後、必死な形相でダッシュで
リベンジしに行く所で終わってしまったけど、
やり直しは出来るんだから、頑張りなさい。
若いんだから。生きていれば大丈夫。生きて居るんだから。
今年は本当に辛い事が多く
約半年の間、力づくでどうにかなる事態ではなく
皆が諦めて、期待して、絶望して、、、
個々に抱えてる問題に加えコロナのせいで
誰もがしんどい環境で、悲鳴をあげざるを得ない状況で、
魔が差す瞬間
まだまだ若いのに、素晴らしい人なのに、多くの人々に愛されていたのに·····
ボタンの掛け違いがあったのか?
決定的な事態になったのか?
私なんかが考えても仕方ないんだけど、
かけがえのない存在の方が亡くなるのはしんどい。
映画の感想とは関係ない話ですみません
人は脆い生き物です。
少しの傷口から壊れてしまわぬ様に、
可愛い絆創膏でも貼って誤魔化し誤魔化し生きていきます。
刺さる人には刺さる
勝手に好きになって、勝手に嫌いになって、確証もないまま、自分本位で動いてしまう。
自分と同じ意見しか聞こえない。
そんな、無意識に動いてしまう若さ、青いところがよく表されている作品。
簡単に言えば、所謂 陰キャ な主人公が、拗らせ・勘違いのまま大学生活を過ごしてしまった話。
そういったことを、したことがある人、されたことがある人には刺さるかも。
そういうのとは無縁だった人は、キャストかっこいい・かわいい、2時間暇、ところでどんな話だっけ?で終わると思う。
自分は、ところどころ自分の過去に重なることがあり、刺さった。
何度も手を差し伸べてくれたことにも気づかず、不器用だな、痛いのは自分だったな、と主人公が気づけて良かったね。と解釈した。
最初は男サイドがまともに思えたけど、だんだん綻びが出てきて…というストーリー展開は好きでした。
ゆったりと話が進むので、ここも好きこのも分かれるかと。
まだ彼女を追ったが、その後どうなるか。
普通なら、愛想尽かされて終わりだよね。
若手キャストの躍動は見事、ストーリーは展開が見え隠れ
多くの若手キャストによって作られた、住野よるのサスペンス。大学生の青春に隠された嘘を探すストーリー。予告編を作るのが難しそうな理由がよくわかった。
吉沢亮の落ちぶりがとにかく味を出している。ネクラな雰囲気から見えるむきだしの感情。ストーリーが進んでいくと次第に見えてくる真相と、堕ちてゆく姿は強烈。しかし、主観で回っていくストーリーのため、もう少し展開が欲しかったところ。人間の真理に突くような展開であったがパンチが足りない。不満ではなく、着地点が弱かった気がした。
キャストは若手中心で、大満足。気になるキャストがいれば我得といったところか。
ソーシャルネットワークのこども版みたいで面白かった
なるほどこういうストーリーか、これはいい話だけどデート映画ではない。青春の、無様な青春の映画で切ない映画だった。ざっくりいうとソーシャルネットワークみたいな。
物語の中心テーマ「世界を変える」「なりたい自分になる」はいくらでも深くできそうだけど、そこはテレビ局映画なので作りがかなり浅くみえてしまった。
なのでテレビ放送したらフィットしそう。
幸せな国に生まれたからこそ
まず思うのは今の日本ってつくづく幸せな国だなと思うこと。
飢餓状態で大人も子供もなく働かなきゃいけない国や
戦争していたら
こじらせてなんかいられない。
他人のためとか
世界の平和のために
とか、使い古された言葉に乗っかって
生きていくのは嫌だと
原作読んでないからそちらはわからないのですが
少なくとも映画は
結局はそこにたどり着いたというところなので
感動しちゃいました。
人として生まれて生きて
他のために生きることを外して生きていくことができないことを
むしろ真底そうなりたい人ほど
一度はこじらせるのかも知れないな、と
この映画観て思いました。
刑務所入っちゃったら
ほんとにその後程度によるけど
修正効かないからね。
傷つく勇気を持てるまで
こじらせるのかな、若者は。
真正面から生きて真正面から傷ついて
真正面からモノを見れるようになるまで
人生は今長いから
その時間もあるのだろうけど
とにかく一人じゃ生きれないし
たくさんの人に支えてもらってることに
気がついたら世界はそれだけで変わるのかもしれないですね。
吉沢亮くん、すごく説得力ありました。自身も学生時代こじらせてると言っていただけに
良い映画でした。
イタいもの見たさで観たけれど。
理念をもって人を集めても、やがて集団は集団自身、別の目的を見つけ出し、勝手に活動を始めてしまい、最初の理念とか、最初の人とかが枠外にはじき出されてしまうこと。
これって、実生活にはよくある構図かも知れません。
しかしその創業に携わった人は、理念がねじ曲げられたと感じた時に、どうするのかを丹念に描いた映画です。
考えてみれば、初期の理念にこだわっていたのも一人の人間にすぎません。
たまたま初期に携わったというだけのことであり、その人が思っていた当初の理念だけが正しいと言い切れますか、と観客に内省を突きつける映画……とまで書いてしまうと、これは明らかに制作者の意図とは異なる解釈になるのですが。
森七菜ちゃんの演技が光ってた
初めて森七菜ちゃんの演技を見たけど、びっくり。
ちょっと芋い雰囲気が役にあってたし、先生に追いかけられるシーンは映画の中で一番引き込まれた。見つけたよ!お気に入りの女優さん!!
期待以上でした......ガッカリ度が。
途中何度か眠くなりました、、、
ストーリーもどんでん返し的な宣伝だけど全く。そのままだし、杉咲花ちゃんはいつも同じ芝居だし、
後輩の子が芝居めっちゃ棒!!!!そっちにしか意識いかなかった。下手くそすぎて(これが何かのミスリードか?!)とか勘ぐったのは恥ずかしい、、
てか個人情報ばら撒いてるのは普通に犯罪だし、逆に謝るってなに?
意味わかんなすぎて見なかった事にしたい、、
久しぶりの映画だったのにめちゃくちゃガッカリした、、
俺は好き。
評価に個人差が生まれる映画だと感じた。
お互いの価値観の少しのズレが大きな嫉妬を生み、ここまでも大きな復讐心を起こしてしまうところに人間の弱さのようなものを感じた。
秋好の視点からも作品を見てみたい。
青春真っ只中の中高生は見るべきだと思うが、楓側の人間にしか刺さらないような気がする。
吉沢亮と杉咲花の絡み合う視線が青くてイイ
杉咲花さんと吉沢亮さんの見つめ合う笑顔に
引き込まれて観にいきました。
いまの二十代の学園生活の真ん中には
やっぱりsnsがあるんだなぁと改めて考えたり、
男女の嫉妬は普遍なんだなぁとか、
色々考えさせられました。
あと、ゲキメーション的にパラパラ漫画が挿入されていて、新鮮でした!凄く印象的。
見終わると、自分も色々失って気付いたり、また出逢ったりしたなぁ、なんて、昔付き合った人の事を思い出したりして、ちょっとエモな気分になれるかも。
めんどくさい。
未熟なガキが狡猾で変わり身の早い女性に対して嫉妬に狂い結果的に自分で自分を傷つけるお話。
多いんだろうね、SNSしか話する相手がいない人。そういう輩が他人様と宜しくやってるのをやっかむのはありがちなんだろうなぁ・・
高齢化社会になって、人がいつまでたっても大人になれない、自立しない中途半端な人間が増えたなぁ・・
やれやれ、めんどくさい世の中だ。
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