青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
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~「もう1度・・・ちゃんと傷つけ。」~
【賛否両論チェック】
賛:青春特有の醜くダークな部分を正面からえぐられ、突きつけられるような展開に、思わず考えさせられてしまう。
否:主人公を始めとする登場人物達の一連の言動は、観る人によっては相容れない部分がありそう。終わり方も賛否ありそうなところか。
この作品で描かれているのは、言ってみれば“アオハルの醜い部分”です。あまり言うとネタバレになってしまうので、詳しくは是非実際にご覧になっていただきたいのですが、ともすれば青春特有の美談として描かれがちな部分が、様々な紆余曲折を経ながらも赤裸々に暴かれていく様に、他の青春映画にはない生々しさがあって、思わず考えさせられてしまいます。
誰のどちらが正論という話でもなく、ただただ青春特有のその衝動がもたらす大きな結果に、決して綺麗事だけでは語れない、青春のダークな部分を突きつけられたような気がします。
登場人物達それぞれの言動も、やや好き嫌いや賛否が分かれそうなところでもありますが、ものすごく変化球な青春ドラマを、是非チェックしてみて下さい。
ネタバレの青春の世
脇役俳優の宝庫
役者よかった
予備知識は予告編のみで観にいきました。
サスペンス的?な物を期待して観に行ったので肩透かしを食らった感じです。
途中、「ちょっと違うのかな」と思いながら観てて、後半に入って「違うのか~」と思ってしましました。
言っている事はよくわかるし「そういう風に思うよね」「わかるけどね」と思いはしたのですが、余りにもそれだけをオブラートに包まず、「直球でこられてもな~」とも思いました。
そういうものをバックボーンとして流れてる主軸、命題として物語を構築してくれていれば、と思いました。もっと複雑な人間ドラマにして欲しかった。途中までは悪くなかったので残念です。
映画の制作サイドの方々、監督や役者さんなどは良かったと思いました。特にいい役者さんを揃えてられて、とても良かったと思いました。
主要な役者さん皆さん良いのは分かっていたので、「やっぱり良いな~」という感想だったのですが、松本穂香が思った以上に良くて少し驚きました。
あと、予告編を作った方には完全にやられてしまいました。さすがプロだと思い、こういうのが映画の面白い所でもあるなと思いました。
やり直すのは難しいけど、頑張れ!
「モアイ」初めはイヤイヤでも
だんだんと居心地いい場所になったんですね
ワガママ男子のこじらせ物語
大学はあれだけ他人が沢山いる空間で
感受性豊かな若い子たちがどう過ごすか難しそう
なりたい自分が何なのか?
目指す方向をちゃんと見つけられる人と
周りに流されてホントの自分を見失ってしまう人·····
楓は寿乃によって目覚めた自我を上手くコントロールする事が出来なくて、思い通りに行かない事を寿乃やサークルのせいにして、ま〜ぁ幼稚な男。
どちらも言葉足らずだと思いますが
楓の偏見の目は酷い(>_<)
ちゃんと寿乃と向き合って話していれば
大学生活もっと楽しく過ごせたでしょうね!
最後、必死な形相でダッシュで
リベンジしに行く所で終わってしまったけど、
やり直しは出来るんだから、頑張りなさい。
若いんだから。生きていれば大丈夫。生きて居るんだから。
今年は本当に辛い事が多く
約半年の間、力づくでどうにかなる事態ではなく
皆が諦めて、期待して、絶望して、、、
個々に抱えてる問題に加えコロナのせいで
誰もがしんどい環境で、悲鳴をあげざるを得ない状況で、
魔が差す瞬間
まだまだ若いのに、素晴らしい人なのに、多くの人々に愛されていたのに·····
ボタンの掛け違いがあったのか?
決定的な事態になったのか?
私なんかが考えても仕方ないんだけど、
かけがえのない存在の方が亡くなるのはしんどい。
映画の感想とは関係ない話ですみません
人は脆い生き物です。
少しの傷口から壊れてしまわぬ様に、
可愛い絆創膏でも貼って誤魔化し誤魔化し生きていきます。
刺さる人には刺さる
勝手に好きになって、勝手に嫌いになって、確証もないまま、自分本位で動いてしまう。
自分と同じ意見しか聞こえない。
そんな、無意識に動いてしまう若さ、青いところがよく表されている作品。
簡単に言えば、所謂 陰キャ な主人公が、拗らせ・勘違いのまま大学生活を過ごしてしまった話。
そういったことを、したことがある人、されたことがある人には刺さるかも。
そういうのとは無縁だった人は、キャストかっこいい・かわいい、2時間暇、ところでどんな話だっけ?で終わると思う。
自分は、ところどころ自分の過去に重なることがあり、刺さった。
何度も手を差し伸べてくれたことにも気づかず、不器用だな、痛いのは自分だったな、と主人公が気づけて良かったね。と解釈した。
最初は男サイドがまともに思えたけど、だんだん綻びが出てきて…というストーリー展開は好きでした。
ゆったりと話が進むので、ここも好きこのも分かれるかと。
まだ彼女を追ったが、その後どうなるか。
普通なら、愛想尽かされて終わりだよね。
若手キャストの躍動は見事、ストーリーは展開が見え隠れ
ソーシャルネットワークのこども版みたいで面白かった
幸せな国に生まれたからこそ
まず思うのは今の日本ってつくづく幸せな国だなと思うこと。
飢餓状態で大人も子供もなく働かなきゃいけない国や
戦争していたら
こじらせてなんかいられない。
他人のためとか
世界の平和のために
とか、使い古された言葉に乗っかって
生きていくのは嫌だと
原作読んでないからそちらはわからないのですが
少なくとも映画は
結局はそこにたどり着いたというところなので
感動しちゃいました。
人として生まれて生きて
他のために生きることを外して生きていくことができないことを
むしろ真底そうなりたい人ほど
一度はこじらせるのかも知れないな、と
この映画観て思いました。
刑務所入っちゃったら
ほんとにその後程度によるけど
修正効かないからね。
傷つく勇気を持てるまで
こじらせるのかな、若者は。
真正面から生きて真正面から傷ついて
真正面からモノを見れるようになるまで
人生は今長いから
その時間もあるのだろうけど
とにかく一人じゃ生きれないし
たくさんの人に支えてもらってることに
気がついたら世界はそれだけで変わるのかもしれないですね。
吉沢亮くん、すごく説得力ありました。自身も学生時代こじらせてると言っていただけに
良い映画でした。
イタいもの見たさで観たけれど。
期待以上でした......ガッカリ度が。
俺は好き。
吉沢亮と杉咲花の絡み合う視線が青くてイイ
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