「始まりと終わりよければ全てよし」青くて痛くて脆い ほいすさんの映画レビュー(感想・評価)
始まりと終わりよければ全てよし
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一緒にやってきたパートナーが死んだことを明かして、じゃどういう顛末だったのかで引っ張る中盤あたりはアクセルがかかって良い感じにみえる。その後、死んだ=決別した、そして実はずっと近くにいたという真相は意外だし傑作か?と思いきや・・・
3年後の主人公が友達とかもけっこういて楽しそうだし、秘密結社モアイはなんやかんやで悪いことをしていたんで主人公はそこまで懺悔する必要もないし、別れ方もはっきりせずもやもやするしで後半はちょっとみてられない。それにモアイが大きくなる過程を丁寧に描くとか、魅力的なサークルというのをもっとアピールしないと、主人公が言うようにつぶして飲みサー作ればいいんじゃねとなっちゃう。
主人公が変われなかったように相手の女性も横断歩道の白い線を踏む癖が変わらず、そこからまた人生がリスタートするような晴れやかな結末は相当良くて、ラスト1シーンでかなり挽回した。
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