「青くて痛くて脆い」青くて痛くて脆い 健康ミネラル麦茶さんの映画レビュー(感想・評価)
青くて痛くて脆い
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この映画は単なるラブコメではなく、青春とは何かというメッセージを詰め込んだシリアスな内容も含まれており、加えてオリジナルストーリーが多く含まれているので小説とは違った「青くて、痛くて、脆い」が感じられるので、映画、小説どちらも見ることをおすすめします。
まず、映画の内容ですが吉沢亮さんの演技が、普段とは違ういい痛さを出していて、でもどこか否定できない自分との共通点があり楓というキャラクターと自分を重ねている場面がいくつもありました。学生はもちろん大人にも刺さるところがあると感じました。
主役以外の役者も素晴らしく、特に森七菜さんのリアリティーのある演技には息を呑みました。
この作品では、楓の自分の感情をコントロールできない青さであったり、楓が思い立った計画、秋好に対する思いの痛さ、そして自分がなにをしたのかを気付いた時の脆さがアップテンポで構成されており見ていて飽きない内容です。その青くて痛くて脆いという感情
から、得られる何かが少なくともあると私は思います
一度見ていい作品だと言えると思います。
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