「これもまた青春」青くて痛くて脆い でぶ猫さんの映画レビュー(感想・評価)
これもまた青春
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青春と言えば、部活動で友と共に汗を流し目標に向かって切磋琢磨したり、好きな人と恋愛するような王道の青春を思い浮かべるが、若いがゆえに失敗をする、そんな苦い青春も他と変わらず価値のある同じ青春であることは間違いない。
勝手に好きになり、勝手に裏切られたと思い、心のどこかでは間違ってるのではないかと思いながらも復讐に走り、すべて終わってしまった後に悔やむ。もしかしたらありえたかもしれない未来を妄想し、さらに悔やむ。
小説版も読んだが、映画では映像ならではの表現の仕方で、パラパラ漫画や、秋吉との幻の未来を想像しながら泣く場面が特に良かった。
苦い苦い青春を悔やみながらも前へ進もうとする主人公の成長に感動した。
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