「痛いくらいの青春」青くて痛くて脆い まあこさんの映画レビュー(感想・評価)
痛いくらいの青春
原作読みたいな、と思うほどの興奮や感動はないけど、個人的には君の膵臓をたべたいよりは好きかな。
説明会の前に2人が久しぶりに会うシーンは
吉沢亮くんより杉咲花ちゃんの演技がぐっと場を飲み込む
感じがして良かった。
好きなら告白すればいいとか、取られたくないなら
取られる前に奪えとか、頑張る恋ができない吉沢亮くんの役は若干の狂気性を感じでゾクッとしました。
真っ直ぐ伝える演技と、フツフツと怒る演技が花ちゃんは上手。まだまだ伸びる女優さん。
吉沢亮くんの虚無な感じも良かった。
間違いを、間違いと分からない、判断できない若い頃の
勢いだけでガーッと突き進んじゃう感覚が蘇って
自分が大人になってしまったことに気づいてしまった。
そんな映画でした。
いい題名ですね、青くて痛くて脆い。
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