「受容のプロセス」空白 Oyster Boyさんの映画レビュー(感想・評価)
受容のプロセス
ラストで怒りの段階から抜け出始めたところ。まだまた、続くよ葛藤が。
古田新太さんのギリ理性がある感じの凶暴な父親役の演技がもうなんかすげぇ。警察に通報レベルではあるけと当事者(スーパーの店長/松坂)としてはギリギリ呼べない。一層のこと暴れてくれた方が楽なのに。
どこに自分があるのか分かんない30過ぎのおっさん役の松坂くん、根は良いどこにでもいる小市民の演技が、あのかっこいい松坂くんはどこに?ってぐらい。
個人的には一番救われないのは寺島さんの役どころであるスーパーのおばちゃんと感じました。空回りし続け、開き直りも出来ず、承認欲求の高さに見え隠れする自己肯定の低さの演技に拍手です。
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