君は彼方のレビュー・感想・評価
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「君の名は」+「名探偵ピカチュウ」+「アナ雪」+「千と千尋」=……。
いやー…。すごい。凄まじい。一体、何を見させられてたんだろう。
これでもかって名作アニメ映画のいいとこ取りな感じなのに、こんなにツマらなくなっちまうのが信じられない。
なかなか想いを伝えられないヒロイン。勉強スポーツできない朝弱いけど、夜の傷心自転車は爆速!
…のお陰で事故死。…になるところを幼馴染みに会うために狭間の世界で奔走する。
しかしながら、それだけでは2時間の作品にするには不足だったようだ。
忘れ物を見つけて解決したと思ったらダメ。海の上の電車は綺麗だけど元気出して突然のミュージカル展開やっても解決せず。幼馴染みが霊能力者で(伏線あったけど取ってつけた感ある。「ほかに友達作ろうとしない」とか後半くらいでいきなり言われたりするからか。)助けに来てもやっぱり生き返れない。
つまり、ブレイクスルーファクターが出ては挫折の連続。それも失敗の原因があんまり納得できないのである。話と要素を後から付け足した感じ。45分くらいのアニメではいけなかったのだろうか…。
作画は綺麗。ただし、静止画に限るが。
それでも評価にいくつかの星がつけられるのは、何といっても豪華声優陣の演技。今年の主演作すべて合わせてアカデミー賞モノの松本穂香ちゃんが素晴らしい。ヒロイン泣くところ多すぎて真に迫りすぎてて怖いくらい…。
お母さん、おばあちゃん、番人のベテラン勢もさすが。(番人のバケモノ化の見た感じ、どう見てもアレだが)
幼馴染の彼も係員も良い味出していた。
そして、おっさんとピカ⚪︎ュウが同居しているギーモン。…なぜあんなに豪華な二人一役なのかストーリーの中でも必然性が感じられないという凄まじさ!
唯一、占い師の声の演技がいまひとつなくらいか(何演ってもおんなじだなあ)。
意外と宗教臭くない
ポスターなどから幸福の科学の新作アニメかなと思ったが、レビューを見る限り違うようだ。
単なる大川隆法フォロワーだろうと思う。
冒頭から河原で石を積んだり、物語のキーアイテムが数珠だったり、主人公の男性は当然のように幽体離脱できたりと、それなりの宗教臭さは匂わせてくるのだが、どれも申し訳程度の設定でしかなかった。
個人的にはもっとガッツリ独自のワールドを繰り広げてほしかった。
いろいろ雑。
本人の意思があの世行きを決めるはずなのに、B級の塊のような蜘蛛の化け物になってまで説得するのはナンセンス。
作画が酷い。ローアングルでの顔の作画は特に壊滅的。
丁寧に描かれていないのに、最後の新に伝えたいことはミュート。つまらないところで格好つけた演出がトドメとなり終了。
マドカとの関係、新と母親の関係もエンドロールのスナップ1枚でまとめた強引さ。
あれだけの声優陣なのに配役名無し。どこまでも雑。
突っ込み所で作品が構成されているといっても過言ではないめちゃくちゃな作品。
芸能人に回す余裕があるなら、クオリティアップに金回せ!
初日から貸し切り状態とヤバいくらいに人が入ってなかった。
まあ、内容もそれ相応なんだけど。
監督・原作・脚本は一人で務めているそうだけどアニメは結構観ている方だけど正直知らない方です。
シナリオも演出も光るところがありませんでした。というかチグハグさが目立った。
特にギーモンとの別れを惜しむシーンはそれまで邪魔者として描いていたのに何処に悲しむ余地があったのかさっぱりだった。
作画も深夜アニメの中の下レベル。
声優だけは芸能人使ってお金かかっているっぽいけど、肝心の作品が劇場クオリティじゃない。
主人公である澪の成長物語なんだろうけど、努力が嫌いで逃げ癖のあるな共感できないタイプで幼馴染の新が彼女の何処に惹かれたのかさっぱりわからなかった。
思うに描きたいことと主人公の年齢があってなかったのが不幸だったのではなかろうか?
主人公が小学生だったなら、まだ可愛げがあって許せたかもしれない。
一言、芸能人に回す余裕があるなら、クオリティアップに金回せ!
〇〇色が強いアニメです
エンドロールで宗教関係をチェックしたが、特に見つからなかった。
声優に有名俳優を当てているので、その手のアニメとは気が付きにくい。
ババ引いたなぁ、と、途中からはお笑いとして観た。
めちゃくちゃつまらなかった
ジャパンプレミアム上映としてTOHO池袋にて先行上映鑑賞。
この作品の事前情報はあまり入れずに鑑賞。
率直な感想として非常に退屈でつまらない時間であった。
内容としては主人公の澪が事故がきっかけであの世とこの世の狭間に滞在しその空間でこの世のに戻るためにあれこれするストーリー。
この世の戻る為には色々とミッションがあるのだがこれがまぁつまらない。思い出を思い出したらとか、具体的な思いを思い出したら色々わちゃわちゃ難癖つける敵とかも現れる割には必死に止めることもなく、最後もなんかあっさり戻ってしまう。
舞台が池袋と大袈裟にうたってる割には特に池袋感はなし。ただ宣伝がてらに池袋の街を所々映し出してるだけである。
ストーリーの所々で千と千尋だったり、君の名はだったりアナ雪だったりなんか名作が浮かぶようなシーンもあるが、それらとは程遠い出来の作品である。
この作品を見るきっかけになったのも俳優陣の豪華さで興味を持ったのだがはっきり言って俳優陣の無駄遣いである。
今回は上映前に30分くらい舞台挨拶があったのだがそこが面白さのピークであった。松本穂香さんを初めて近くで見たがとても美しかった。
余談になるが舞台挨拶の際も監督の話がつまらなかった。そこである程度察した。
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