僕は猟師になったのレビュー・感想・評価
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その自然さが良い。
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何か崇高な理想のもと猟師をされているのではなく、本人の中では自然な成り行きでそうなった、そして命を粗末にしては申し訳ないので丁寧に解体して食べ尽くしていると言うところが良い。
罠猟も、止めの刺し方も初めて見たが、生々しくて、でも現代人は見るべきものだろうと思う。そういう意味で映画にしてくれてありがとうという気分だ。
モンゴルで羊を一匹屠る全工程を見たことがあるが、さすがにその鮮やかな手際のよさにはかなわなかったものの、子供たちも参加させて解体し、骨のスープまでしっかり食べ尽くす姿はお見事。
この先息子さんが猟の手伝いをするようになるだろうから、その姿も追ってほしい。
自然の営みから外れてしまった現代人には必要な映像だと思った。
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見てほしい!消化不良もあるが。
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イノシシとの格闘、人間と動物との距離の狂いに問いかける重要な作品。千松さんの生き方は筋が通っておりとても引き込まれる。
一方で、ではこの一家は本当にどう生計を立てているのかと言った情報や、イノシシの嗅覚の鋭さなど動物文学では丁寧に語られるディテール、映像の撮り方が寄りすぎに見え、作り手は主人公側に寄りすぎているような疑問は残った。
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