劇場公開日 2020年7月10日

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「やっぱ韓国映画はアツいわ。」マルモイ ことばあつめ せつこんさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0やっぱ韓国映画はアツいわ。

2020年7月19日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

日本統治時代、日本軍が朝鮮の人達に日本語を強いて朝鮮語を使うことを禁止していた中、朝鮮語を守るために辞書を作ろうと奮闘した人達の話。
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この内容からわかるようにまぁ日本人が見るとめちゃくちゃ居心地が悪い映画。でも日本人が被害者の映画ばっか見るんじゃなくてこういう映画も見る必要あるよな。
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日本だって戦後マッカーサーが来て色々大変だった話とか、アメリカに移住してた日系の人達がアメリカ人から抑圧された話とかあるよね。その映画の悪者の方を日本人だってやっていたということをちゃんと認識することって大事だと思う。
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微妙な関係の日韓関係を考えるためには避けては通れない映画なんでは。
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居心地は悪いけどそこさえ我慢すればめっちゃ感動できる良い映画。『タクシー運転手』の脚本家が監督してることもあって、話の流れが似てた。
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母国語の重要さを学んで命懸けでそれを守ろうとしていく普通のおっさんと初めはちょっと堅物そうだけど信念を持って動く相棒、『タクシー運転手』のタクシードライバーとアメリカ人記者全く同じだったな

せつこん