「素直な思いを受けとめて」わたしのお母さん gomako1933さんの映画レビュー(感想・評価)
素直な思いを受けとめて
わたしのお母さん
これは観るのしんどいだろうなぁって躊躇していたので、時間があった時に刈谷日劇に駆け込んで観ました。
井上真央ちゃんがセリフ少なめの表情で
お姉ちゃん夕子を演じきりました。
だいたい、平成生まれ?の自分の娘に夕子って名付ける親の感覚はどんなものだろうか。
夕陽がきれいだったのかな?
母が夕子に刈谷駅で会う最初のシーン
夕子を見つけた母が「お姉ちゃん」と手を振る
ここは予告編にもあるので…ネタバレにはならないと思うので書きますが
2人の関係性が全てがこのシーンに現れています。
観る人によって
ずいぶん違う感想だろう
こども目線では
自分が第一子か、そうでないかも共感ポイントが違う視点だろうな。
「自分のことばかり」
それが言葉としては2回ほど母から発せられました。
この言葉は誰にもあてはまることでしょう。
どう受け入れていくのか。
そのままの気持ちを言えるのって難しい。
言った言葉が本当の自分とは限らないのが
この映画
セリフ、言葉と表情で行動
刈谷日劇が制作
刈谷市が舞台になっていたけど
撮影から見える刈谷はすべてにおいて個性を埋没させているように見える。
そして郊外だけ
それだけの土地ではないよなぁ
地元愛がある自分としては刈谷はちょっと違う感じ
住みやすい街だと思います。
良いお母さん
良い娘に縛られるのは苦しみ
人から見える自分の輪郭から自分の本来の姿の
自覚が関係のドアを開ける。
もっと本音を言えたら本心が現れたのにね。
カランコエの花のキーパーソン笠松くんが出演してたので嬉しかった。
井上真央ちゃん
石田えりさん
存在感がすごい。
ホントにこんな人⁉なんだろうか?️みたいだった。
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