「自問自答を多用しすぎる」わたしのお母さん sasakiさんの映画レビュー(感想・評価)
自問自答を多用しすぎる
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カット割りが非常に絵になるのはわかるのですが
あまりにも自問自答や自己葛藤のような場面が多様すぎて
もう少し対話や日常の場面があった上でそのようなシーンがあれば
活きるのだがあまりにも多すぎて、とにかく画を観て考えてしまうことが多く
自分を想定して考えてしまい、自分自身があまり親と子で確執があった家庭ではないので
母親にこんな物言いされたら嫌いになって当然だが嫌いになり切れなさや
母親を嫌う自分に自己嫌悪のようなものがあるのか無いのかは行間の世界なので
なんとも言えないが自分の浅い人生で俯瞰に見るには捉えきれない部分が多いため
もう少し個々キャラクター性や物語を観たかった。
遺影を決めるシーンを見て
なるほど、故人の良さげな遺影って遺族がこんな感じで決めるものなのかな?と思い
私はこのままだと遺族もいないから自分の遺影って誰が決めるんだろう?
そもそも葬式ないだろうから遺影も無いのかと思い
少し寂しくなったのでした。
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