「筑前煮vs餃子」わたしのお母さん Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
筑前煮vs餃子
母親と反りの合わない長女の家に、小火を出して家を改装中の母親が同居することになる話。
末っ子長男夫婦と共に実家でくらしていた母が小火を出して、暫しのホテル暮らしになるも、嫁の圧に居たたまれず、団地で夫と2人で暮らしている長女のもとに母親がやって来て、というストーリー。
社交的ですぐに誰とも仲良くなってすぐに愚痴をこぼす様にもなる母親と、多くは語らず飲み込んでとりあえず謝ってその場をしのぐ長女という対称的な母娘という感じだけれど、時に母娘は自分が絶対的な態度を示したり、時に娘は同情的な様子を示したり。
そして随分急に当たり前の様にがらっと流れが変わって…。
嫌いな理由はなんでしょう?嫌いなんですか?お姉ちゃんだからを長く拗らせたということで。
iwaozさん
コメントありがとうございます。
自分が正しいという思い込みと、いつまでたっても子供扱いからなる話しでしたが、なるほど…でしたね。
その3作では個人的にはマリッジが1番面白かったです。
悲しいことです。( ; ; )
しかし今日はこの作品の後
「マリッジカウンセラー」と
「パラレルマザーズ」を観たのですが、全て母娘のブルースでした。
しかし「マリッジ〜」は素晴らしい大人向けコメディでした。渡辺いっけい、松本若菜の安定感がハンパない良作でした。^ ^
「パラレル〜」はペネロペクルス最強!アルモドバル監督の名監督感が流石!隠れテーマははスペイン闇歴史?入口と出口が違い過ぎです^^;
こういうお母さんいますよね。
近所や親戚、職場等々。そして、
結構、義娘や実娘とうまくいってない。。(T . T)
どうしてなのか少し体感出来た気がします。
本人の価値観で良かれと思い、強引に自分のやり方を押し付けて、人の話に聞く耳持たず、
という典型的なパターンですが
そのバイタリティがあったから
3人の子育てをやり切れたのでしょう。体を酷使して亡くなるのか、、
トミーさん
コメントありがとうございます。
作風のせいというか演出のせいというか、実母と義母という違いもありますが、私は高畑さんのはちょっとエンタメ感がある様に感じ、石田さんのはリアルに感じましたね。
「母性」の後はこの作品にしようと決めていました。エンタメとしては全然ですが、実際居そう、ありそうと思うのはこっち。
石田えりさんは高畑淳子さんを超えていたような気がしました。