「コメディタッチの爽やかな男と女の関係」まともじゃないのは君も一緒 M.Joeさんの映画レビュー(感想・評価)
コメディタッチの爽やかな男と女の関係
2020日本アカデミー賞最優秀作品賞「新聞記者」受賞後の藤井道人監督の最新作かつ部谷美術監督の「宇宙でいちばんあかるい屋根」の主役の清原果耶に感動して、見に行った。
清原果耶は「望み」「デイアンドナイト」にも出ていたが、今回は打って変わってコメディタッチの爽やかな映画だった。
予備校講師役の成田凌との機関銃のような言葉のやり取りと先生と生徒の関係。憧れの実業家小泉孝太郎との関係などなど、ストーリー展開もテンポよく、心地よいものだった。成田凌が朝ドラと全く違うキャラだったのも意外な面を見た感じで面白かった。
個人的にはあまりこの手の映画は見て来なかったが、youtubeの舞台挨拶で見た出演者間の人間関係がいいのだろう、とてもいい映画だった。
清原果耶は2020年11月の広島国際映画祭の「宇宙でいちばんあかるい屋根」の上映の後の舞台挨拶に藤井監督と登場。この時期、今年5月から始まったNHKの朝ドラの収録など、さまざまな映画に出演し多忙を極める中、撮影現場から駆けつけてくれたのである。
今一番注目したい女優である。
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