「目を逸らしているお前には人の痛みはわかるのか?」君は永遠にそいつらより若い あささんの映画レビュー(感想・評価)
目を逸らしているお前には人の痛みはわかるのか?
学生時代、仲の良かった同じ大学の友人がホリガイのようなボーイッシュなタイプで、彼女のことを思い出した。
大学生達の物語ではあるが、青春楽しんでるぜ、イェーイ!なんていう作品とはちょっと違う。児童虐待、ネグレクトなどといった社会問題や若者たちの抱える闇や苦悩が描かれて、やるせない気持ちにさせられる。重く、そして難しい問題だ。
唯一笑えるのはホリガイと安田のシーンかな。
※以下ネタバレ
好意を抱いていた男の子の突然の自殺
イノキの壮絶な過去には衝撃とショックを受けた。
しょうたくんを保護するに至るまでのシーン、児童福祉士はあれほどのことをしないと子供の命を救うことはできないのではないだろうか。そして、筆舌に尽くし難い痛ましい目黒女児虐待事件が頭をよぎった。
ホリガイのような児童福祉士が多くなれば、少しでも多くの子どもたちを救うことができるのかもしれない。
現代社会ではみんな自分のことでいっぱいで周りを見る余裕なんてあんまりないのかもしれない。
タイトルについては、私はまだ理解できていないんだけど、、、どういう意味なのかしら?
今晩は
私はこの本と、映画タイトルは秀逸だと思いました。
私の解釈は、
”そいつら”=ネグレクトや少女暴行や児童誘拐をした人とも思えない奴ら
”君”=上記の自分より年齢の高い愚かしき大人に過去、尋常でない事をされながらも、必死に生きる事で”そいつら”の行った事に対し、立派に成長した姿を見せる”今は幼き、君達”
と思いました。では。
こんばんは。
題名。僕は
自分が空っぽでも
相手の本当の苦しみを理解できなくても
それが難しく危うい行為でも
とっ散らかっていても
それでも
心に寄り添おうとすることは尊い
大事なセリフ。
と解釈しました。