「若さは救いになる」君は永遠にそいつらより若い もや子さんの映画レビュー(感想・評価)
若さは救いになる
友達もいるし騒いだりきゃっきゃしてても急にしにたくなるものに襲われる日があったり、
小さい大きいが人生最大の悲劇みたいに思えてしまっていたこととか、
そういえば仲良くなる子はみんな両親離婚かしんでたりするわとか、
卒論をちゃんと書き上げられなかったりとか、
いたたまれなくなるだめな学生あるあるが懐かしすぎてこれ私の体験談か?と思うほどでした。
それはメインの二人がとてもナチュラルに学生を演じてたからってだけじゃなくて、男の子3人も絶対クラスに1人ずついたな?っていうピンポイントの逸材が配役されてたので懐かしさ倍増させられたんだと思います。絶対いたよあいつら。
はぁ皆いい俳優さんだなぁ。笠松くんは少ししか出てないのに良い表情を残していったなぁ。
初めて原作の小説を読んだときはまだ自分を若いと感じてる時代で、その時は「君は永遠にそいつらより若い」にもっと衝撃を受けたような気がするけど、いまもう年を取って老いを感じる側だからか小説を読んだときほどのはまる感じはなかったかなぁ。
それでもやっぱりこのホリガイの台詞を言う佐久間ゆいさんの生命力は美しくてかっこ良かったし
奈緒さんのホリガイがつらい時に「その場にいれなかったことが悔しい」って寄り添い方を教えてくれるような台詞もやさしくて本当に良かった。
生きづらさを感じてる20代におすすめかも。
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