「ウンダーベルグなら知ってます。」水を抱く女 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
ウンダーベルグなら知ってます。
ベルリンの住宅都市開発省の博物館でガイドをする歴史研究家のちょっと重くてファンタジーな恋のお話。
水の精・ウンディーネの神話をモチーフにしているとのことだけど、残念ながら存じ上げておりません。
彼氏からの別れ話から始まって、状況を飲み込めない、というよりも受け入れたくない主人公ウンディーネ。
物騒な言葉を投げつつ、仕事の休憩時間にもう一度とカフェを訪れて、新たな恋に落ちて行くストーリー。
恋人がいないダメなタイプですかね…切り替えが早過ぎるけれど、一途な感じかと思っていたら…。
意味深な湖底の建造物に書かれた文字や、夢か幻かというファンタジーな水難等を交えて見せて行くドラマはなかなか面白かったし、駅の前後で変わる空気感もなかなか。
ファンタジーやその後の心情部分で解釈が追いつかないところもあったけれど、苦手な筈の恋愛映画なのにかなり楽しめた。
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きりんさんのコメント
2021年7月5日
お返事ありがとうございました!
バッカスの名が示すとおりのお酒好きですね?(笑)
“酒を抱く男”Bacchusさん、今後ともよろしくです。
毎日10トンのブドウを潰していた男きりん🍇🍷
⇒足ではなくフランス製の絞り機
きりんさんのコメント
2021年7月5日
〉フェルネット・ブランカ
糖分が酵母によってアルコールになるのですが、発酵を最後までやりきると糖分が残らずに、甘味が残らない無糖状態となり高アルコール濃度のお酒となります。
ウォッカや泡盛の「どなん」も発酵前の原液はものすごく甘いんですよ。
目指すアルコール度数と残すほのかな甘味の兼ね合いが醸造家の腕の見せ所です!
元ワイン屋のきりん