「水中という神秘的な世界観を」水を抱く女 B25(海外出張の為一時休会予定)さんの映画レビュー(感想・評価)
水中という神秘的な世界観を
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横浜アバック座にて試写会鑑賞。
劇場公開が少ないという事もあってあまり予告を見ずに鑑賞。非常に神秘的でありアート性高めの作品ではある為好みは分かれる作品であると思う。
恥ずかしながら僕はこの作品で大切となる感性は未熟ながら持ち合わせておらず作品を十分に理解する事ができず、そうなると同時に十分に楽しむ事もできず…
ただ水中という神秘的な世界と主人公のウンディーネと恋人のクリストフとの間柄をうまく交えた作品でありその神秘性たるシーンはある程度惹きつけられた。
出会いの水槽からはじまり、恋が深まるシーンも水辺が絡み最後はクリストフの脳死の回復もウンディーネが水中と化すことで奇跡的な回復を遂げる。この辺の創造性溢れた描写は惹きつけられたが、心理描写が残念ながら理解が追いつかず所々でポカーンとしてしまった。
相手の感性を知らないとなかなか強く勧めることはできない作品ではあるが、僕のように慣れない人でもこういう作品にたまに触れるのも良い。
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