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ベルリン・アレクサンダープラッツのレビュー・感想・評価
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ベルリン・アレクサンダープラッツ
難民の男性が善人として生きることを誓うが、様々な人と出会い、犯罪に手を染めていってしまう中で葛藤する物語。
人種、難民、貧困、善悪とは何かを考えさせられる作品。映像も色彩豊かで印象的だった。
どのキャストの演技も良かった。特にラインホルトは間違いなく狂っているが、狂気に振り切るのではなくフランシスにもう一度信じてもいいのではないかと思わせる絶妙な演技だった。
哲学的?…
終始彼の人生を振り返るように、小声のナレーションが語りかける言葉。う〜ん、テンポも遅いし、何か小難しいけど、私には難民で苦しい生活から抜け出すにはラインホルトに頼るしかなかったのだろうが、周り、状況が見えない男は結局愛する女性を守れない、という一言に尽きる。左腕をこいつのせいで無くしたのに、未だにラインホルトを頼る神経が知れず、胸くそ悪かった。ラインホルトを日本で演じるならリリー・フランキーかな。
面白かった
原作も読んでいず今まで映画化された2作品も見ていず大丈夫かと思っていたけれど面白かった。主人公をアフリカから来た難民にした設定は良かった。アレクサンダー・プラッツのテレビ塔でそうかと分かる程度なので、ベルリンというより今のドイツ、どこにでもある国や都会にあり得る状況がかっこよく描かれていた。
善き者になりたいのになれない、阻まれる、その一番の原因であるラインホルトは最初から嫌で不穏な雰囲気を全身から醸し出していた。嫌悪感でいっぱいなのに依存するかのようにラインホルト役のAlbrecht Schuchの演技に最後まで見入ってしまった。
美しい、考えさせられる
この主人公を見ていると、善人として生きられる人は、むしろラッキーなのでは?と感じてしまいます。生き方に選択肢があること自体が贅沢なのでは?「ムーンライト」を思わせる美しい映像と音楽が救いでしたが、もう同情しかありません。が、少し光が見える結末で良かった。。
犯罪などには共感は出来ませんが、全編通して始終「私だったら?」と考えながら夢中になってしまいました。3時間の長編ですが、あっという間でした!
前後半、計5部、3時間越え。キツい。
うーーーーん、
とにかく、暗い、重い、長い。
オンラインだから、ところどころ止めて、休み休み鑑賞した。
そうせざるを得ないくらい、内容が全体的に「救いようがない」。
主人公は何がしたいの? 善人になりたかっただけ?
それで犯罪に手を染める? よくわからん。
監督はこの映画を通して何をアピールしたかったの?
人種問題?貧困問題?格差問題?難民問題?
全く分からん。
確かにこういうつらい裏の世界が、現実にはあるんやろうなぁ、とは思うけど
なんか「???」ばっかりで、「映画を観た」という感覚はあるが、
正直「楽しめた」とは言えない。
ただ、最後の最後に「救いはあった」みたいやけど、そこまで行くのに、長いわ~。
ま、「初めてのオンライン試写会作品」として自分の記憶には残るかもしれないが、
将来にわたって内容まで覚えてるかどうかは、自信ない。
ベルリン・アレクサンダー広場
2021年5月15日
映画 #ベルリン・アレクサンダープラッツ (2020年)鑑賞
by オンライン試写会
1929年刊行の現代ドイツ文学の傑作が原作。設定を現代に置き換えていて、約100年前の原作とは気づかない。
オンライン上映のみで劇場公開はされないらしい。今どきだけど、少し寂しいが、地方在住者には朗報
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