「無知から知へ」日本人の忘れもの フィリピンと中国の残留邦人 Bluebeatbluesさんの映画レビュー(感想・評価)
無知から知へ
ポレポレ東中野にて小原浩靖監督の「日本人の忘れ物」を鑑賞。小さい頃、父と母から満蒙開拓団の話を聞いたことがあり(長野は日本で一番多くの開拓団を中国に送り込んだ - その多くは黒竜江省)、あらためてその実情を知ることとなった。フィリピンのことはあまり知らなかったのだが、戦争と国策に翻弄される在留邦人の救済に向けて奔走する弁護士と、なかなか進まない日本政府の対応がドキュメントされている。無知から知へ。映画を観ることで広がる世界の問題がある。国内順次巡回ロードショー。
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