「"疫病退散"」破壊の日 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)
"疫病退散"
ある一線を超えてしまったかのような?そんな領域の中を彷徨っているような?
破壊の日からの再生の日は訪れないかのような?監督自身、作品の魅力を上回る存在感を醸し始めたかのような?
もう日本では豊田に映画を撮らせるシステムが崩壊しかけているような?
破壊=自害とかヨギル、、刀剣などを用いて、、??
台詞なしでチョットした長回しに耐え得る魅了全開な松田龍平の年々優作の面影が強くなる存在感、窪塚洋介とスクリーンに収まる一瞬の違和感、この天然記念物的役者二人を差し置いて主役に躍り出た渋川清彦の主役じゃ無い感、そしてスゲーぇ異物的存在のマヒトゥ・ザ・ピーポーの畝るような叫び声に驚愕してしまう!!
GEZAN〜照井利幸〜切腹ピストルズ、キャスト陣とタメを張る音楽の必要性が爆裂に炸裂する最高加減!!!
これぞ、豊田利晃のセンスと世界観と巧さが混じり合う魅力でもある嫌いになれない理由!?
誰かに薦めようとは思わないが、映画館で観ることを薦めるのは間違いない。
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