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ベルヴィル・コップのレビュー・感想・評価
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「真似」はだめ
友人の同僚警官を殺されたフランス人刑事が、犯人を追ってフロリダに飛ぶ物語。
刑事が異国の地で、その国の刑事とバディを組み犯人を追い詰める。珍しくない設定ですよね。少し古ければ「ブラックレイン」。これも少し古いですが「ラッシュアワー」なんかもそうですね。
ただ、この作品の場合は、すぐに「ビバリーヒルズコップ」を思い起こします。
「オマージュ」、「インスパイア」、「リスペクト」・・・色々な言い回しがありますが、「真似」を感じてしまうと、映画への興味を失ってしまうのは仕方がないように思います。
そしてこの映画は、「真似」を感じざるを得ないもので、評価は極めて低くなりました。
それにしても、人種に対する配慮が凄いですね。アフリカ系の主人公、白人の義母、アジア系の恋人・・・そしてヒスパニックのバディ。流石にやり過ぎに感じられ、その違和感も評価を下げた理由の一つです。
私的評価は2にしました。
気楽に…
見れる典型的なバディ映画。ハリウッド映画に寄せたフランス映画という中途半端な感じで笑いはいまいち。オマール・シーの母親や、アジア系の怒ってばかりの彼女のキャラ設定もいまいち。相棒であるルイス・ガスマンとの仲も最初のいがみ合いからすぐに打ち解けてしまい、もう少し掛け合いがほしかった。でも単純な話なのでめでたしめでたし。
オマールシー
こんな微妙な作品に出てて大丈夫なのか?
最強の2人からダメな2人。
ジャケットからデコボコバディ物を期待したが肩透かし。
2人がうまく絡みあってないのとキャラが中途半端で面白みがない。
特にガルシア刑事は面白そうな雰囲気はあるのに変に真面目でなんの意味が?
コメディらしいがコメディらしい笑えるシーンもあまりない。
と、あまり面白くないのに予算はやたらとかかってそう。
ラストのドンパチもあまり接点のなかったアフリカの刑事を交えて雑なエンド。
頭ん中に花の咲いてる作品
フランス映画やし、主人公もオマール・シーと、「米国映画みたいな"頭ん中に花の咲いてる作品"ではないやろう」と思って観たけど、残念ながら、仏産てだけの、そのものやった。
ヨーロッパ映画らしい「屈折感」や「ヒネり」は、冒頭の映像くらいで、後は、よくある展開に、よくあるラスト。コメディ要素も、ベタベタ過ぎて、あんま面白くない。典型的な、期待外れ。
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