カオス・ウォーキングのレビュー・感想・評価
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青春学園コメディならイケてたかも。
『人生リセット劇場』と言う強烈な世界観のSF作品『オール・ユー・ニード・イズ・キル』の監督にしては、何をしたいのかさっぱり分からない映画でした。男性の考えている中身がビジュアル化されてダダ漏れ状態と言う設定の意味からして不明で、心とリアルの声の二か国語放送状態が結構ウザイです。主役二人が逃げる理由も、首長が母船が来るのを阻止しようとする理由もなんかピンと来ないので、もう少し脚本段階で世界観の説明を盛り込んで欲しかったです。主役のデイジー・リドリーはパッとせず、トム・ホランドもスパイダースーツがないので頼りない感じです。悪役のマッツ・ミケルセンは、さすがの貫目ですが、キャラがはっきりしていないので、とんだマッツの無駄遣いでした。
疑問符だらけ
トムホ主演、マッツ・ミケルセン出演ということもあり鑑賞。12日公開組ではかなり期待していた作品!…でしたが蓋を開けたら微妙なものでした。
まずノイズの強さがイマイチ分からないのが難点です。首長のノイズでの高波数だったり、ベンのノイズでの幻影と面白い部分はあったのですが、主人公トッドのノイズが最後の最後まで全貌が見えず、基本的に考えていることが全部丸見えで、思春期ならではの妄想ダダ漏れで小っ恥ずかしく、基本的に相手に思考がノイズによって全バレしているのでデメリットでしかないです。最後のノイズも複数の幻影を出すくらいで、なぜ首長もそれで落下していったのかがまるでわかりません。ノイズの強さを見せるのが役目だったと思うのですが…
基本的にノイズが観ている側のノイズになってしまっていて、特に牧師のノイズは一体何を言っているのかが分からず、ひたすら混乱してしまいました。宗教がなんだかんだとはしゃいでいましたが、最後まで何を言っていたのやら…。ただこの面倒な描写は「ノイズ」というものの説明にはなっていたのでそこは良いかなって感じです。
基本的に物語は逃避行なのですが、まぁこれが面白くない。色々なところを逃亡して、トッドの恥ずかしいノイズを聞いて、また逃げての繰り返しなので、眠気にも襲われました。
という感じで役者陣の頑張りと、「ノイズ」という複雑そうな設定を違和感なく物語に落とし込んだのは良いと思いますが、それ以外は微妙な作品でした。トムホ主演ということに期待し過ぎたのもあります。とりあえずスパイダーマンNWHを待っています。
鑑賞日 11/15
鑑賞時間 17:20〜19:20
座席 H-14
ベンの防御力で良く今まで隠せたねw
西暦2257年、ノイズでカオスとなり女性がいなくなった地球移民の住む星に、宇宙船でやって来た女性を護るべく奮闘する青年の話。
ノイズは頭に浮かんだ言葉や映像が他人にも見えたり聞こえたりするという事象で、それが発生するのは原住生物と人間の男性にのみという設定。
汚染された地球から移住した最初の人間達=第1波が住む新世界と呼ばれる星で産まれた主人公の前に、4000人の乗った移民船=第2波の偵察機が墜落し、ノイズが発生しない人物=女性が現れ展開していく。
馬とか犬とかには発生しないんですね…メスかも知れないけども。
第1波の移民が何だか「輩」的なコミュニティで戦争始めちゃいそうな保守的空気感にある中で、追われる女性と行動を共にし護るする主人公というハラハラなストーリーの筈なんだけど、どこかフレッシュで爽やかだったり初々しかったり、そこから来るコミカルさがあったり。
冷静にみるとあまり変わり映えのないストーリーで、どえらい見せ場がある訳ではなくコンパクトだけど、流れがスマートだし堅苦しくないしでボチボチ面白くて、とりあえずまあ良いスタートという感じかな。
一言で表すならB級大作
それに尽きる
デイジー・リドリーが髪の毛下ろすと、レイより数倍可愛く見える
それにしても思考がダダ漏れって怖いよね
頭の中がピンクで、それが女に伝わる…
つまらない映画を映画館で見たら、劇場なんてカオスだよね
舞台観に行ったら演者の思考も
「やべ!台詞トチった!」とダダ漏れ
とまあ、映画と関係ない思考が上映中もダダ漏れでしたとさ
デイジー・リドリーがかっこいい
西暦2257年、汚染した地球から脱出した人類は新たな星・ニュー・ワールドにたどり着くが、その星では男たちの頭の中の考えや心の中の思いがノイズとなって可視化されてしまい、ノイズの出ない女は死に絶えてしまった。ニュー・ワールドで生まれ育った青年トッドは、一度も女性を見たことがなかったが、ある時、地球からやって来て墜落した宇宙船の生存者ヴァイオラと出会った。初めて見た女性のヴァイオラに恋心を抱くトッドは、ヴァイオラを利用し宇宙船を乗っ取ろうとする首長のプレンティスから彼女を守ろうとし、逃避行の中で2人は、トッドの母の日記から女性がいなくなった理由を知ることになった。2人の運命やいかに・・・という話。
ノイズがうるさくていくら設定とは言え邪魔くさかった。
主役はトム・ホランドなんだろうけど、そこそこって感じ。マッツ・ミケルセンがかっこよかった。
でもやっぱり1番はデイジー・リドリーで、スタイル良くて可愛かった。
色んな面白い設定ができるから、やっぱりSFっていいね。本作も着目点が面白い。人間なんて本当に混沌(カオス)が歩いているような(ウォーキング)もんですからね。
①両性ではなく男だけ思っていることがビジュアル化されるという設定にしたのがクレーバー。これが逆であったらどうであろうか。男は大概小心で臆病であるから見栄を張る一方、自尊心の固まりでプライドを傷つけられるのを何より恐れ嫌うから、それが表にでるのが何より怖い。また、女性の思っていることがビジュアル化されると自分がどう思われているか分かるのが怖い。で、やはりプレンティスのような男が牛耳るようなコミュニティでは同じような悲劇が起こるに違いない。男女が共に仲良く暮らしているコミュニティのリーダーは女性であるというのが興味深い。②但し、この映画がその設定を上手く生かしているかというと残念ながら今一つ。映画の大半が過去に何度も観たような追われるものと追うものとの追跡劇で「ノイズ」の世界であることがわかるのはトッドとヴァイオラとの道中のやり取りくらいである。
意外にもビジュアル的に楽しめた
考えてることが筒抜けという設定なので心理描写を楽しむ映画かと思いましたが意外にもビジュアル的に楽しめた作品でした。
ボイスの表現や西部劇のような映像とSF映像のギャップが楽しかったです。
ストーリーは並です。もう少し上映時間を長くしても良いので世界観、設定の説明と終盤の盛り上げを足してもらえたら良かったかなーと思います。
トムホは少し情けないけど男らしいキャラが似合いますね。スパイダーマンも楽しみです。
興味惹かれる出演陣・・・
トム・ホランドとデイジー・リドリーのダブル主演、
そしてマッツ・ミケルセンが共演しているって・・・
そりゃ興味惹かれますよね。
題材、ストーリーにも興味が惹かれました。
ってことでしたが、結局、その興味が惹かれたモノを
超えるほどには至らなかったです。 残念。
全然悪くはないんですが、作品に引き込まれる感が生まれませんでした。
何となく展開も読めたし、広がりもなかったので・・・
でも、マッツ・ミケルセンのさすがと思わせる存在感で
この作品を仕上げてくれたのが良かったです。
あれ…「未体験ゾーンの映画たち」??
これTOHOシネマズとかで上映するクオリティーなんでしょうかね。無駄にスクリーンが大きかった。
ヒューマントラストシネマでやってる「未体験ゾーンの映画たち」のラインナップで良いのでは…。
そんなスケールの小さなSF映画でした。低予算〜
「サトラレ」て日本映画がありましたが、あの設定を男性全員にしてみました、な近未来。心の声がダダ漏れ地獄。
トム・ホランドが冒頭ノイズを使って蛇を出したりしてたから、てっきり訓練を重ねて…て成長譚かと思ったら。最後までそうなら〜ず。ノイズ使いこなせないまま、終了〜。
いじめっ子役でニック・ジョナス(ジュマンジなど)出てるけど、イケメンの無駄遣い。見せ場なし〜。
ときめく女の子と逃避行、「キスしたい」とか心の声筒抜けなのに、最後まで、軽いキスさえも許され〜ず…。
ロマンスとしても、なんちゅう消化不良な終わり〜。
ちょっと大人すぎるばい。
原作既読で忘却済みと言う得意のパターン。作者は「怪物は囁く」で映画界でもお馴染みの、パトリック・ネス。少年SF作家です。が、SFと言っても、科学的に難しい話をするんでは無く、舞台が宇宙だったり、未来だったりするだけです。
でですよ。
やっぱり原作イメージとのギャップがw
原作では12歳の少年と、チョイませの少女だったと思うんですが。コスプレ中学生を見てる気分になる冒頭部。コレが主役男女かいな?
ソコはグッと飲み込んで。
男限定で思念が可視化されるて言う地球型惑星で、ディストピア化した入植移民村を舞台にした、宇宙大戦しない恋愛冒険物語。原作は軽くシリーズになってたはずですが、まさかの続編は無いよね。続編作るにしても主役の年齢がw
普通に面白かったけど、やっぱり子供騙し感は否めず、でした。
うーん…。一つの意欲作としては理解できるのだけど…。
今年173本目(合計237本目)。
この映画、全体的に評価が低いのですが、結局のところ「趣旨として意欲作として評価はできても、何を述べたいのかはっきりとしない」という点、さらに、意欲作という点はわかっても、ストーリー展開が突飛に過ぎるので、何がどうなっているかわからず、ほとんどの方が置いてけぼりにされるからではないか…と思えます。
決してこういう映画自体を否定するのではないのですが、本映画、そもそも事前広告(大阪市では、大阪ステーションシネマが該当)での宣伝も少なく、ここなどの特集サイトを見ていないと、序盤(それも開始1分から)???な展開が続出するので、ワケがわからないまま進んでしまい、で、時間がきたらおしまい、という点に尽きるのだと思います。
もちろんパンフレットは購入できるのですが、「パンフレット購入を前提にしないと理解できない」というのは(広い意味での)抱き合わせに当たってしまうのでまずいし、意欲作すべてを否定することもできない(それだと、新しい類型の映画はできなくなってしまう)ものの、もう少しこう、β版とか試写会とかのアンケート(多分あったと思う)を反映できなかったのかなぁ…と思います。
こちらでもストーリーが理解できないのか、3割くらいの方が「なんじゃこりゃ」って途中で帰っていったのが印象的で、まぁどう見るか(意欲作として見るかどうか等)判断は分かれますが、かといって「極端に支離滅裂でもない)という点も理解でき、「わかりにくい、事前の評価サイト(ここなど)の情報がないと何がなんだか不明」というのはかなりの減点要素になるんじゃないか…と思います。
※ 実話ベースのお話なら、事前に歴史やサイエンス等を学習するということもできますが、この映画はそういう類型ではないので、それもできない。
とはいえ、積極的に低品質であるという評価もできないので(意欲作という点は理解できる)、下記のような評価にしました。
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(減点0.8) 要は、この映画の「ルール」が大きなカギを握っているのですが、その説明はかなり少なく、このサイトのようなところで理解して見ないと何がなんだか???のまま進んでしまいます。
また、設定的に、俗にいう「中二病」的な設定なところもないわけでもなく、かなり人を選ぶような設定になってます。
一番良いのはおそらく「事前に」パンフレットを購入して読んでおくこと程度ではないか…と思うのですが、それがデフォルトになると実質抱き合わせになってしまいますし、それなしに、かつ、ある程度満足できる(ここだと、4.5が一つの基準)ようにするには、結局のところ、ある程度の評価が集まらないと無理で、そうすると「先に見に行く、後に見に行く」の「お互いの様子伺い」が発生してしまい、それもそれでなんだかなぁ…という状況です。
極めつけはエンディングで、エンディングが始まったらぞろぞろと(だいたい、このご時世なので、終わりまでだいたい席に座っている方が多い)出ていくのがかなり印象的でした。
ちょっと見たことがないタイプで、かといって、「積極的に意味不明」というわけでもなく、評価が難しいです(ストーリーについて余り書いていないのも、何がネタバレで何がネタバレでないのか観念的に理解しづらく、余りうかつに書けないという点につきてしまいます。こういう「意欲作」を否定するのではないですが、多くの方にとって「理解しづらい」ことが想定できるなら、公式側でも「ここまでは書いていいけど、この部分はネタバレ回避でお願いしますね」ってしてほしかったです)。
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ノイズ関係無いやん‼️❓うるさいだけやん‼️❓
心の声とか、女が殺される訳とか、意味不明だし、なんの映画的効果もありません。
いわゆる、宣伝効果のみですかな。
トムホランドのボーイズミーツガール、恋愛物語としてだけなら秀逸です。
なんか、スパイダーマンの名シーン、思い浮かんだ。
なんなら、彼と彼女のサバイバルがふんだんに出てきたら良かったのに。
とにかく、ノイズがうざい、特に、牧師のノイズがうざい。
ちょっと気持ち悪い
181本目。
設定は面白いと思ったけど、あの環境で女見たら俺は妄想モード突入だからヤバイな。
でもそこは言葉発するだろうと思う所があり、ちょっと気持ち悪かったりもする。
悪くはないと思うけど、誰かに聞かれたらオススメはしないかな。
つい、スカイウォーキングと言ってしまう
かなりショボいというか、企画倒れな感じが半端ないですね。
ノイズが原作でどう表現されたのか分かりませんがプレンティス首長が、武器にもできると言ってたし、それらしい〝分身の術〟みたいな使い方や記憶を映像化(殺された母親とか)という場面もあったので、もう少し、奥の深い能力だったのではないでしょうか。
それはそうと先住民の扱いがあまりにも雑で残念でした。ノイズが発現する惑星環境での進化を考えたら、『メッセージ』のヘプタポッドのような特殊な言語体系があって、人間なんてただの野蛮な下等生物に見えてもおかしくない、なんて設定でも、私的にはよかったんですけど。
トッドが彼らから学んだ知恵で、争いを解決❗️
宇宙船の人たちとの橋渡し役になって、リーダーに。
なんてのも楽しそうです。
この映画でガッカリしたという方へ
今週公開の映画で挽回するには、マグリナントがうってつけだと思います(個人的な感想です)。
言霊SF
三部作と言いながらも第1章と言ってもいい『心のナイフ』をどんな風に料理するのかと思っていたが、良くも悪くも鑑賞チケット分のSFに仕上がったって感じ。
ノイズの映像化は成功していたと思う。思考が音(ノイズ)となって漏れてしまうだけでなく、まさに言霊として相手に見えてしまう。プレンティス首長が、ノイズを操ってヴァイオラを追い詰めるシーンは、映像ならではの見応えがあった。
地球を旅立って新世界という名の植民惑星で先住異星人スパクルを追い払って安住の地を切り開く。このプロットは、イングランドを捨てて新大陸に渡った清教徒が、先住民のインディアンを迫害していくアメリカ暗黒史そのものだが、スパクルを虐げる内容は、バッサリ切り落とされている。
太陽系外の惑星に馬を連れて行く発想は、日本人の僕には思いもつかない。やはりキリスト教原理主義者には、馬は特別な生き物だとみえる。馬がいた方が、追走劇の迫力が増すからいいんだけどね。
トムホを愛でる作品
心の声がダダ漏れになる男しかいない惑星を舞台に、初めてがいっぱいの男女が出会って逃避行を繰り広げていくSF作品。
心の声や頭で考えたことが全部声のように発せされるので、映画自体もとてもノイジー。慣れるまでは鬱陶しさもありましたが(笑)、キナ臭さ抜群のマッツ・ミケルセンやピュアでキュートなデイジー・リドリー、そして人懐っこさと少年性が母性を擽りまくるトム・ホランドと、俳優陣が素晴らしかったです。
ストーリーは面白みや意外性に欠けるし世界観も薄い印象を受け、映像的にも特に驚くような表現はありません。最後もブツ切り感が否めず、エイリアン的なものが何なのかとか、現状に至った理由とか(一応謎は明かされるけど小さい話過ぎて拍子抜け)、描き切ってほしかった不満もあります。
ただ、とにかく思春期真っ只中でバタバタ慌てたり、恥ずかしすぎる妄想しちゃったり、と思えば腹括って頑張ったりするトム・ホランドが最高なので、彼を愛でる作品として楽しむのが正解な気がします。
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