劇場公開日 2020年6月5日

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「始まりは…」ルース・エドガー Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0始まりは…

2020年6月7日
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怖い

興奮

紛争下のエリトリアで生まれ、幼少期に白人夫婦の養子となった頭脳明晰17歳の高校生が、生徒を型にはめてみる教師と対峙する話。

出性の境遇を乗り越えた優秀な生徒、という役を求められるルースの提出したレポートに、危険な思想があると指摘するウィルソン、というところから展開していく。

表向きと腹の内のギャップをみんながみんな抱えた状態で、それを少しずつ出したり、ミスリードをしたりという流れに、ある程度の立場だったり力がある人間なら、こんなにも簡単に印象操作が出来てしまうんだよなぁ…という怖さや悍ましさを感じる。

終始誰かしらが覆面をして腹にイチモツを抱えている様な気持ち悪さがついてまわって、しかもこの終わり方。

自分的には結構好みだったけど、苦手な人も多そうなイメージ。

Bacchus