「爽快感のある熱量」佐々木、イン、マイマイン まこやんさんの映画レビュー(感想・評価)
爽快感のある熱量
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高校の同級生4人組。その中一人、佐々木という
面白く、滑稽な人物像を現在と過去
回想させながら進んでいくストーリー。
佐々木の家庭環境は複雑で母親も居ない。
父親はたまに帰宅するだけ。
強がって生きているし、その寂しさの現実を
忘れる為に面白くしていたようにみえる。
佐々木と悠二の時折見せる表情。
儚くて尊くて寂しいだよね。
佐々木の『できるからやるんじゃないだろ、できないからやるんだろ』は素敵な言葉。
あの4人組が線路沿いを自転車で快走する
シーンは青春。
カラオケでナンパする佐々木も可愛い。
本当に最後を上手に纏めた。
あの佐々木が飛び出し、苗村がクラクションを
鳴らす姿も良かった。素敵な女優さんだと思い
後で調べたら河合優美さん。色々な役をこなして
売れてきて嬉しい限り。
爽快感のある熱量と佐々木コール。
内山拓也監督の才能を感じる映画でした。
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