「いろんな所を触ってくる」佐々木、イン、マイマイン ぱんちょさんの映画レビュー(感想・評価)
いろんな所を触ってくる
いろんな所を触ってくる、卒業アルバムみたいな映画だった。
悠二とユキの関係には折角かさぶたになったところを剥がして触られるような、苗村さんと佐々木の距離感にはもう忘れてしまったドキドキが感じられる粘膜を、そして佐々木と仲間たちとの日常にはいつまでも思い出が湧き上がるツボを触られたような、そんな映画だった。
誰でも一生に一度は撮れるような、でも他の誰にも作れないような、かけがえなくて切ない、特別な映画だった…
コメントする